北九州国際ビエンナーレ2011—移民 @ 北九州市八幡東地区

北九州国際ビエンナーレ2011—移民
10月1日(土)–11月27日(日)
八万湯、さわらびガーデンモール、八幡市民会館、 Gallery Soap
http://artonline.jp/
開催日時:金–日 13:00–18:00(Gallery Soapのみ14:00-19:00)

今年で3回目となる北九州国際ビエンナーレが北九州市八幡東地区を中心に開催される。
北九州国際ビエンナーレは、近年世界各地で開催されている大型の博覧的な国際展の問題点や既存のアートの枠組みを批判的に検討しながら、北九州固有の歴史や地理的な条件を踏まえつつ、新しいアートの形を創造することを目的として2007年に北九州市門司港地区で始まった。
テーマは前回に引き続き、文化、産業のグローバル化にともない、世界各地で大きな問題となっている「移民」。今回も、世界、日本、北九州に存在する移民の歴史や現状について、さまざまな領域からのアプローチを試みる。
展覧会にはショーン・スナイダーやジョン・ミラーをはじめ、国内外の作家が参加する。ビエンナーレ初日、二日目には、「多文化社会における新たな〈公共性〉へ向けて」と題し、「多文化主義と文化的市民権」「コミュニティとメディア、文化表現」「多文化主義におけるアートと公共性」についてのシンポジウムが福岡ひびき信用金庫本店 中二階 大ホールにて予定されている。そのほか、10月3日(月)、31日(月)は八幡市民会館にて映像作品のスクリーニング、10月8日(土)、9日(日)には朝鮮半島、植民地主義を扱った映画、11月26日(日)には小川紳介監督の『三里塚 辺田部落』の上映会がGallery Soapにて企画されている。

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