栗林隆『Deadline』@ アートフロントギャラリー


福島第一原子力発電所から500mの風景

栗林隆『Deadline』
2015年10月23日(金)-11月29日(日)
アートフロントギャラリー
http://artfrontgallery.com/
開廊時間:11:00-19:00
休廊日:月
※オープニングレセプション:10月23日(金)18:00-

アートフロントギャラリーでは、社会や自然の中に存在する「境界線」を一貫したテーマとした大規模なインスタレーションで知られる栗林隆の個展『Deadline』を開催する。

栗林隆は1968年長崎県生まれ。武蔵野美術大学を経て93年に渡独。2002年にデュッセルドルフ・クンストアカデミーをマイスターシューラーとして修了する。90年代中頃より本格的な展示をドイツを中心に重ね、2003年にトーキョーワンダーサイト本郷のグループ展『アウト・オブ・ザ・ブルー』に参加。その後も第1回シンガポール・ビエンナーレ(2006)や森美術館でのグループ展『ネイチャー・センス展』(2010)への参加、シンガポール国立博物館(2007)やチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(2013)での個展開催など、精力的に作品発表を行なう。2013年より、インドネシアのジョグジャカルタに拠点を移して制作活動を続けている。

本展が開催される10月から11月にかけて、アートフロントギャラリーが入っているヒルサイドテラスは、同建築を設計した槇文彦の展覧会のため、ギャラリーの一部を含めさまざまな場所が使用される予定。本展では、栗林隆が建築家とは異なる発想で変容させた空間を観客が体験する。

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