アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス東京2010-2011 京都でイベント開催

世界の新鋭インディペンデント・アニメーション作家
「アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス東京2010–2011」
上映&企画プレゼンテーション in 京都

3月5日(土)17:30–
kara-S(京都市・COCON KARASUMA内)
http://www.kara-s.jp/

文化庁「平成22年度海外メディア芸術クリエイター招聘事業」の一環として行われている「アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス東京2010–2011」の招聘作家の作品上映と企画プレゼンテーションが京都で開催される。

アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス(A-AIR)は、文化庁とジャパン・イメージ・カウンシルが共催して、世界から優秀な若手アニメーション作家3名を東京に招聘し、日本のアニメーション文化に触れながら、作品を制作する機会を提供するプロジェクトである。2010–11年は、チェン・シー(中国)、クリストフ・ゴートリー(フランス)、ジョゼフ・ピアス(イギリス)の3名の新鋭アニメーション作家が東京に滞在し、新作を制作している。国際的なアニメーション映画祭で受賞歴を持つなど、その作品はすでに高い評価を得ており、独創的な表現力で将来が嘱望される作家たちによる過去の作品の上映、ならびに新作の制作過程をレクチャーするイベントを京都のkara-S(COCON KARASUMA内)で行う。

各招聘者のプロフィールならびに日本滞在中の制作企画内容はジャパン・イメージ・カウンシルのサイトに掲載されている

参加希望者はジャパン・イメージ・カウンシル宛てに氏名、所属、住所、電話番号、FAX、メールアドレス(同伴者がいる場合には希望者ならびに同伴者の情報)をFAXまたはメールにて要申込。

17:30– チェン・シー『冬至』上映+企画プレゼンテーション


『冬至』The Winter Solstice 2008/11分/台詞なし
銃で撃たれ死にかけている男が最後にもう一度むかしの恋人に一目会いにやってくる。中国の伝統的な切り絵を使った作品。2010年広島国際アニメーションフェスティバルで国際審査員特別賞を受賞。

18:10– クリストフ・ゴートリー『ルナティック・カウンシル』上映+企画プレゼンテーション


『ルナティック・カウンシル』The Lunatic Council 2009/12分/フランス語(英語字幕)
舞台は 19 世紀のフランス、パリ。詩人ジュール・ラフォルグの詩をモチーフに、月明かりの夜、詩を吟ずる不思議な街灯に誘われて夜の街へ行くと、道化や空中ブランコ乗り、髭の死刑執行人など、奇妙な人々との出会いを描く。

18:50– ジョゼフ・ピアス『ファミリー・ポートレイト』上映+企画プレゼンテーション


『ファミリー・ポートレイト』 A Family Portrait 2009/4分44秒/英語
ある家族が家族写真を撮りに写真館へやってくる。カメラマンの冷ややかな眼差しのもと家族の間の嫉妬や不信感がだんだん募っていく。2010年広島国際アニメーションフェスティバルでデビュー賞を受賞。

19:20– 交流会 (20:20終了予定)

主催:文化庁、一般社団法人ジャパン・イメージ・カウンシル http://japic.jp/
共催:京都精華大学芸術学部メディア造形学科映像コース http://www.kyoto-seika.ac.jp/eizou/

お問合せ:ジャパン・イメージ・カウンシル、京都精華大学芸術学部 伊奈研究室(TEL 075-702-5182)

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