
森村泰昌 レンブラントの部屋、再び
2013年10月12日(土)-12月23日(月、祝)
原美術館
http://www.haramuseum.or.jp/
開館時間:11:00-17:00(水曜は20時まで)入館は閉館30分前まで
休館日:月(ただし月曜日が祝日の場合は翌日が休館)
原美術館では、今や、日本を代表するアーティストとして国際的に活躍する森村泰昌が1994年に国内の美術館で初めて開催した個展『レンブラントの部屋』展を、約20年の歳月を経て同じ空間に再現する『森村泰昌 レンブラントの部屋、再び』展を開催する。
94年当時、現代の「自我」を主題に取り組んでいた森村は、同様の主題に取り組んだ先駆的存在であり偉大な画家であるレンブラントの人生を展覧会のテーマに据え、敬愛する老母、最愛の息子、若く豊かな妻、そして妻の死後伴侶となった愛人といったレンブラントをめぐる4人になり変わってみせた。また、森村の代表作のひとつでもある「白い闇」は同展を締めくくる作品として出品されている。
原美術館では、同展開催後に全出品作品を収蔵し、これまでにもたびたび紹介してきたが、本展では全作品を用いて、展覧会自体を再現するという同館初の試みが行われる。なお、同館常設作品「輪舞[ロンド]」も本展にあわせて衣装替えが行われる。(10/16-18は衣裳替えのため、同作品は臨時閉鎖し、19日より新衣裳での一般公開となる。)

森村は現在、資生堂ギャラリーで個展『ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る』(〜12/25)を、ピッツバーグのザ・ウォーホルで『Yasumasa Morimura: Theater of the Self』(〜2014/1/12)を開催している。