New York, New York (2011)
平川典俊『相対を越えて』
7月23日（土）−8月27日（土）
ワコウ・ワークス・オブ・アート
http://www.wako-art.jp/
平川典俊の個展『相対を越えて』がワコウ・ワークス・オブ・アートにて開催される。1960年生まれの平川はこれまで20年以上に渡って、世界各地で徹底的なフィールドワークを行いながら、写真やビデオ、サウンド、テキスト、パフォーマンス、映像等さまざまな媒体を用いて制作を続けている。平川の作品には、身体性、ジェンダー、メディア、宗教、政治、現代美術そのものなど、多岐に渡るテーマを扱いながらも、一貫して社会システムと個人、そして個人と自由意志についての真摯な問いかけと提言が存在している。
本展では日本の現状を踏まえた新作写真とインスタレーションとともに、1997年にアメリカのアートフォーラムの広告を用いて制作した作品も再展示され、二項対立や二元論、相反するものや他者との関係性を越えて、人間存在の本質である絶対的リアリティを取り戻すことの必要性が提議される。
また、平川の個展『Beyond the sunbeam through trees – 木漏れ日の向こうに』が山口情報芸術センターにて現在開催されている。
平川典俊『Beyond the sunbeam through trees – 木漏れ日の向こうに』
5月28日（土）–8月21日（日）
山口情報芸術センター
http://www.ycam.jp/
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