ス・ドホ『パーフェクト・ホーム』@ 金沢21世紀美術館


「ソウルの家/ソウルの家/金沢の家」2002-2012年, 作家蔵 © Do Ho Suh
ス・ドホ『パーフェクト・ホーム』
2012年11月23日(金)-2013年3月17日(日)
金沢21世紀美術館
http://www.kanazawa21.jp/
開場日時:火–日(ただし、12/24, 1/14, 2/11は開場。12/4-13, 25, 29-1/1, 1/15, 2/12は休場。)
10:00-18:00(金、土は20時まで)

広島市現代美術館での個展が記憶に新しいス・ドホの個展『パーフェクト・ホーム』が金沢21世紀美術館にて開催される。
ドホはソウル大学を卒業後にアメリカへと移り、絵画と彫刻を学ぶ。異なる文化、社会における内/外、公/私の境界について取り組んだ「ファブリック・アーキテクチャー」などの作品で知られている。数々の個展、企画展にて作品を発表してきたドホは、2010年代だけでもソウルのリウム・サムスン美術館、広島市現代美術館での個展、テート・モダンの委託作品制作、第13回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展、メディアシティ・ソウル、リバプール・ビエンナーレ、第9回光州ビエンナーレ2012への参加と精力的な発表を続ける。
本展は、同美術館の空間に合わせた最新作を含めて、「家」について省察する機会を提供する。会期中には、アーティスト・トークのほか、朝倉敏夫(国立民族博物館文化資源研究センター長・教授)によるレクチャー「韓国の生活文化と色」、中谷礼仁(早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科 教授)によるレクチャー「家のかたちの持つ意味ー今和次郎『日本の民家』再訪を終えて」などが企画されている(詳細は同美術館ウェブサイト参照)。展覧会企画は同美術館シニア・キュレーターの黒澤浩美。

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