イケムラレイコ展 『Mindscape』@ ケンジタキギャラリー


イケムラレイコ「White Landscape」2012年 © Leiko Ikemura

イケムラレイコ展 − mindscape
2016年7月1日(金)-8月13日(土)
ケンジタキギャラリー / 名古屋
http://www.kenjitaki.com/
開廊時間:11:00-13:00 / 14:00-18:00
休廊日:日、月、祝
※オープニング・レセプション:7月1日(金)18:00-19:30

ケンジタキギャラリーでは、東京国立近代美術館と三重県立美術館を巡回した大規模個展が記憶に新しい、ケルンとベルリンを拠点に活動するイケムラレイコの個展『Mindscape』を開催する。

イケムラレイコは三重県生まれ。70年から72年に大阪外国語大学スペイン語科に在籍した後にスペインに渡り、セビーリャ美術大学で学ぶ。79年にチューリッヒ、83年にニュルンベルク、ケルンへと移り、現在はベルリンとケルンを拠点に活動。絵画、彫刻、ドローイングなど、多岐にわたる表現で、人間の存在を根源的に問い続けている。近年の主な個展に、東京国立近代美術館(2011)、三重県立美術館(2012)、カールスルーエ州立美術館(2013)、ヴァンジ彫刻庭園美術館(2014)、ケルン東洋美術館(2015)、ベルリンのハウス・アム・ヴァルトゼー(2016)がある。2008年には画家を対象としたアウグスト・マッケ賞、2014年にはケルンファインアート賞を受賞。また、91年から2015年迄ベルリン芸術大学の教授を務めていた。

ケンジタキギャラリーでは初めて、名古屋では10年振りの個展となる本展では、信楽で制作したセラミックの彫刻を含む近作の立体、新作のドローイング、モノタイプなどを発表する。山や木、海や湖といった自然の風景と人間や動物などの形態が、その境界線を溶かしながら混じり合い、あの世とこの世を行き来する生命や自然の原風景を示唆するかのような作品を発表する。


『イケムラレイコ展 mindscape』ケンジタキギャラリー 会場風景

横山奈美『やり直し』
2016年6月17日(金)-7月30日(土)
ケンジタキギャラリー / 東京
http://www.kenjitaki.com/

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