エミリー・ウォーディル『Sick Serena and Dregs and Wreck and Wreck』@ CNAC LAB


Sick Serena and Dregs and Wreck and Wreck (2007)
エミリー・ウォーディル『Sick Serena and Dregs and Wreck and Wreck』
11月4日(Fri)–2012年1月15日(Sun)
CNAC LAB
http://www.cnac.jp/lab/

現在開催中の第54回ヴェネツィア・ビエンナーレの企画展『ILLUMInations』への参加など、世界的な注目を得ているイギリス人アーティスト、エミリー・ウォーディルの映像作品「Sick Serena and Dregs and Wreck and Wreck」がCNAC LABにて上映される。
今年9月に誕生したCNAC LABにおける初の本格的なコンテンポラリーアート・プログラムとして紹介するエミリー・ウォーディルは、近年、デ・アペル現代美術センターやテート・ブリテンなど世界各地で個展、企画展に参加している現在注目の若手アーティストのひとり。
本展は、ウォーディルの代表作のひとつ「Sick Serena and Dregs and Wreck and Wreck」(2007)のアジア初プレビューとなる。同映像作品は、中世の英国国教会のステンドグラスのイメージと、愛や信仰についての稚拙にも見える寸劇とが重なりあった、さまざまな隠喩に満ちた作品で、上述したヴェネツィア・ビエンナーレのほか、現在開催中のセントルイス現代美術館での個展などで上映している。

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