ひっくりかえる―Turning around—
4月1日(日)–7月8日(日)
ワタリウム美術館
http://www.watarium.co.jp/
開館日時:火–日、祝 11:00-19:00(水曜は21時まで)
ワタリウム美術館では、4月1日より『ひっくりかえる』展を開催する。
“アートは四角い白い空間の神聖な場所での出来事ではなく、今の社会そのものと深く絡み合っていかなくてはならない。”これは同美術館が1990年に開館するにあたり、当時ハラルド・ゼーマンやヤン・フートらとともに企画を練っていた際に念頭に置かれていた趣旨である。
本企画はこの線上に位置づけられ、パレスチナの分離壁やアフリカ、ブラジル、インドの貧困街での展示で知られるフランス人写真家のJR(ジェイアール)、ロシア語で戦争を意味するロシアのアートコレクティヴVOINA(ヴォイナ)、パロディなどの手法で商業広告を一貫して批判し続けているカナダの雑誌アドバスターズ、そして、本展のキュレーションも兼ねるChim↑Pomが参加。また、特別参加作家として、XYZ collectiveにて個展『公然の秘密』を開催中の竹内公太、丸木位里、丸木俊夫妻らの名前が挙げられている。
会期中に行なわれるイベントの詳細は同美術館ウェブサイトにて随時更新される予定。