川内倫子展 川が私を受け入れてくれた @ 熊本市現代美術館


「無題」《川が私を受け入れてくれた》より,2015年,作家蔵 © Rinko Kawauchi

川内倫子展 川が私を受け入れてくれた
2016年1月23日(土)-3月27日(日)
熊本市現代美術館
http://www.camk.or.jp/
開館時間:10:00-20:00 入場は閉館30分前まで
休館日:火

熊本市現代美術館では、日常的な風景の中に普遍的な生命の輝きを見出だす写真作品で知られる川内倫子の個展『川が私を受け入れてくれた』を開催する。

川内倫子は1972年滋賀県生まれ。2001年に『うたたね』をはじめとする3冊の写真集を同時に発表し、翌年の第27回木村伊兵衛写真賞を受賞する。その後も2005年にカルティエ財団美術館での個展、2009年にニューヨークの国際写真センターが主催する第25回インフィニティ賞芸術部門を受賞や、2012年にはドイツ証券取引所写真賞2012の最終候補に選出されるなど国外でも高い評価を受けている。2012年には東京都写真美術館で個展『川内倫子展 照度 あめつち 影を見る』を開催し、熊本・阿蘇山の野焼きを取材して制作した初の映像作品「あめつち」を発表。昨年はクンストハウス・ウィーンにて個展を開催。そのほか、『Illuminance』(2011)、『あめつち』(2013)、『Gift』(2014、テリ・ワイフェンバックとの共著)といった写真集やイケムラケイコとの共著『きらきら』(2015)も発表している。

本展では、展覧会に先立って行なわれた熊本市民とのコラボレーション作品「川が私を受け入れてくれた」の初公開をはじめ、初期の代表作から、映像作品「あめつち」や最新作までを紹介する。


「無題」《あめつち》シリーズより,2012年,発色現像方式印画,1480x1850mm,東京都写真美術館蔵 ※熊本・阿蘇の野焼きを取材した作品群 © Rinko Kawauchi

関連企画
川内倫子 アーティスト・トーク
講演者:川内倫子
2016年1月23日(土)14:00-15:30
会場:熊本市現代美術館ホームギャラリー
※参加無料

CAMKレクチャー・カレッジ
講演者:冨澤治子(熊本市現代美術館主任学芸員)
2016年2月21日(日)14:00-15:30
会場:熊本市現代美術館ホームギャラリー
※参加無料

※上記以外の関連企画は、美術館公式ウェブサイトを参照。

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