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『SHAME』
3月10日（土）より全国順次公開
http://shame.gaga.ne.jp/
1999年のターナー賞受賞アーティストであるスティーヴ・マックイーンによる二作目の長編映画『SHAME』が3月10日よりシネクイント、シネマスクエアとうきゅう他で全国順次公開。
マックイーンは、在学中から短編の白黒サイレント映画などの制作を始め、卒業後は映像のみならず彫刻、写真など多様な活動を続ける。1999年にターナー賞を受賞した後、シカゴ美術館、パリ市立近代美術館、2002年と2007年にドイツのカッセルでの現代アート世界博覧会のドクメンタ、2009年の第53回ヴェネツィア・ビエンナーレなどで展覧会を開催。2003年には帝国戦争博物館より任命され、イラク戦争に関するプロジェクト「Queen and Country」に着手。現在も制作中。
2008年には自ら脚本を手掛けた初の長編映画『Hunger』で監督デビュー。有名なIRA活動家のボビー・サンズがベルファストのメイズ刑務所の看守たちの残忍な扱いに対する抗議活動としてハンガー・ストライキを行い、死に至るまでの苦痛の数カ月を描いた同作品は、カンヌ国際映画祭カメラ・ドールをはじめとする数多くの賞に輝く。本作は、現代社会におけるセックス中毒というテーマに取り組んだ、人間の奥深いところに隠された真実を探求する愛への希求の物語となっている。