トランス/リアル—非実体的美術の可能性 vol.5 伊東篤宏・角田俊也「Transmission/Sound」@ ギャラリーαM


Left:角田俊也「こめかみ録音」2010年 撮影:坂田峰夫. Right:伊東篤宏 2016年

トランス/リアル—非実体的美術の可能性
vol.5 伊東篤宏・角田俊也「Transmission/Sound」

2016年10月29日(土)-12月3日(土)
ギャラリーαM
http://gallery-alpham.com/
開廊日時:11:00-19:00
休廊日:日、月、祝
※アーティストトーク:10月29日(土)18:00-19:00
オープニングパーティー:10月29日(土)19:00-

キュレーター:梅津元(埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学)

ギャラリーαMでは、αMプロジェクト2016「トランス/リアル—非実体的美術の可能性」の第5弾として、伊東篤宏と角田俊也の二人展を開催する。

伊東篤宏は1965年神奈川県生まれ。92年に多摩美術大学大学院を修了。90年代に蛍光灯を素材としたインスタレーションの制作をはじめ、98年に蛍光灯の放電ノイズを拾って出力する「音具」を制作、OPTRONと命名。以来、展覧会会場や音楽フェスティバルなど、世界各地で展示やライブパフォーマンスを行なう。サウンド・パフォーマーやダンサーとの共演、コラボレーションも多数。近年はカールステン・ニコライらの「diamond version」へのゲスト参加やHIP HOPレーベル「BLACK SMOKER records」からのCDリリースなど、幅広い活動を展開している。

角田俊也は1964年神奈川県生まれ。92年に東京藝術大学大学院を修了。小型マイクやコンタクトマイクなどを使用したフィールド・レコーディングによる音波で構成した音響作品を各国のレーベルから発表するとともに、サウンド・インスタレーションやパフォーマンスといった多岐にわたる活動を展開している。過去には、本展キュレーターの梅津元の企画でもパフォーマンスを発表。個人での活動だけでなく、ルーク・ファウラーとの協働作品も、横浜トリエンナーレ2008やサーペンタインギャラリー(2009)、ニューヨーク近代美術館(2013)などで発表している。

本展は、美術を出自としながら、「音」に深く関わってきた互いをよく知るふたりによる展示となる。最終日の12月3日にはライブパフォーマンスを予定している。

関連企画
ライブパフォーマンス
2016年12月3日(土)17:30-18:30
会場:ギャラリーαM


αMプロジェクト2016『トランス/リアル—非実体的美術の可能性』
展覧会会期

vol.1|越野潤「Translucent/Surface」
2016年4月9日(土)-5月14日(土)

vol.2|牛膓達夫「Transparent/Space」
2016年5月28日(土)-7月2日(土)

vol.3|末永史尚・八重樫ゆい「Transform/Paint」
2016年7月16日(土)-8月27日(土)(夏期休廊:8/7-8/15)

vol.4|相川勝・小沢裕子「Transfer/Information」
2016年9月10日(土)-10月15日(土)

vol.5|伊東篤宏・角田俊也「Transmission/Sound」
2016年10月29日(土)-12月3日(土)

vol.6|文谷有佳里「Transonic/Line」
2016年12月17日(土)-2017年2月4日(土)(冬期休暇:12/25-1/9)

vol.7|田中和人「Transpose/Perception」
2017年2月18日(土)-3月25日(土)

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