ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 @ 京都文化博物館


ポートレート(写真:細江英公) ©細江英公、Jan Švankmajer、プリンツ21 写真提供:Švankmajer Japan

リニューアル特別企画
ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展

7月22日(金)– 10月23日(日)
京都文化博物館 別館ホール
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_hall.html
http://www.svankmajerjp.com/works/art/jan-and-eva/

前期『the works for Japan』
7月22日(金)– 8月14日(日)

後期『~映画とその周辺~』
10月7日(金)– 10月23日(日)

京都文化博物館の別館(旧日本銀行京都支店)ホールのリニューアル特別企画としてチェコの第三世代シュルレアリストとして知られるヤン・シュヴァンクマイエル(1934–)とエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー(1940–2005)の関西初の大規模な展覧会が開催される。

ヤン・シュヴァンクマイエルは映画と美術との垣根を超えたアニメーションを中心に多岐にわたる創作活動で知られており、その妻のエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーは画家、造形作家、詩人、小説家として知られる一方、夫ヤンの映像作品の美術や衣装も手がけている。シュヴァンクマイエルの最新作はヴェネツィア映画祭や恵比寿映像祭に出品された『サヴァイヴィング ライフ ―夢は第二の人生―』(2010)。

2007年夏にラフォーレミュージアム原宿で開催された展覧会など、これまでの展覧会と同様に様々な素材を使ったオブジェ、絵画、版画、ドローイング、コラージュなどを紹介するが、本展の出品作品は殆どが日本初公開、そして全てが関西初公開となる。シュヴァンクマイエルの映画に関連した作品に加え、日本の妖怪を意識した下絵をもとに茨城と京都の彫り師・摺り師と共に伝統的な技法で制作した木版画など、日本のために新たに制作した作品も展示される。また、全面リニューアルされた映像ホールでは映像作品が特別上映される。

なお、京都での後期展示にあたる『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 〜映画とその周辺〜』は東京のラフォーレミュージアム原宿でも展示される。

ヤン・シュヴァンクマイエル日本語情報サイト
http://www.svankmajerjp.com/

『サヴァイヴィング ライフ ―夢は第二の人生―』
シアター・イメージフォーラム(東京・渋谷)8月下旬
第七藝術劇場(大阪)今秋
京都シネマ(京都)今秋
元町映画館(神戸)今秋
サロンシネマ(広島)今冬
http://survivinglife.jp/

ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 〜映画とその周辺〜
8月20日(土)– 9月19日(月)
ラフォーレミュージアム原宿
http://www.lapnet.jp/event/event_l110820/

関連記事
ニュース 第3回恵比寿映像祭 デイドリーム ビリーバー !! – 映像の力(2011/02/22)
フォトレポート 第3回 恵比寿映像祭「デイドリームビリーバー!!」Part 1(2011/02/18)

Copyrighted Image