アッセンブリッジ・ナゴヤ2016


L PACK.「UCOのための設計」2016年

アッセンブリッジ・ナゴヤ2016
2016年9月22日(木・祝)-10月23日(日)
http://assembridge.nagoya/
会場:名古屋港〜築地口エリア一帯(港まちポットラックビル、旧・名古屋税関港寮、名古屋港ポートビル、ボタンギャラリー、旧・潮寿司ほか、名古屋港エリア内)
休館日:月(ただし、10/10は開館)、10/11

あいちトリエンナーレ2016の会期も残り一ヶ月を切った名古屋では、先週9月22日より、名古屋港の港まちを舞台にした音楽とアートのフェスティバル、アッセンブリッジ・ナゴヤ2016を開催。音楽部門の会期は9月25日で終了してしまったが、アート部門の展覧会『パノラマ庭園−動的生態系にしるす−』はあいちトリエンナーレと同じく、10月23日まで開催される。

『パノラマ庭園−動的生態系にしるす−』では、アーティストが名古屋港界隈の特性・背景をさまざまな角度からリサーチし、新たに制作した作品を中心に発表。同エリアをひとつの「庭」に見立てて、作庭を行なう。企画はあいちトリエンナーレ2016の国際展部門のキュレーターを務める服部浩之と、名古屋港をエリアに昨年10月からスタートしたアートプログラムMinatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya](吉田有里、青田真也、野田智子)が担当。参加アーティストは、碓井ゆい、臼井良平、L PACK.、遠藤俊治、オル太、城戸保、クリス・チョン・チャン・フイ、コラクル+渡辺英司、ゴードン・マッタ=クラーク、下道基行、鈴木悠哉、玉山拓郎、徳重道朗、トラベルムジカ、中尾美園、ヒスロム、山本聖子。

作品展示のほか、プレイベントを経て、建築家や大工とともにワークショップ形式により実施した「空き家再生スクール」で改修した旧・潮寿司では、L PACK.によるカフェスペースの運営、下道基行はプレイベントで実施したワークショップ「見えない風景」を発展させて、ことばの地図を描き、展覧会場にはこれまでの「見えない風景」のアーカイブと鑑賞者が参加できる白地図も設置するプロジェクトを展開。そのほか、参加アーティストによるギャラリートークなども開催。


鈴木悠哉「archegraph (Minato)」2016年


玉山拓郎「Awesome Rocks」2016年

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