世界制作の方法 @ 国立国際美術館


エキソニモ「Object B」(2006), Courtesy the artist and The Yamaguchi Center for Arts and
Media[YCAM]

世界制作の方法
10月4日(火)–12月11日(日)
国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/
開館日時:火–日(ただし、10月10日(月・祝)は開館、10月11日(火)は休館)
10:00–17:00(入館は16:30まで)金曜のみ 10:00–19:00(入館は18:30まで)

20世紀アメリカの哲学者ネルソン・グッドマンの著書に由来するタイトルを冠した企画展『世界制作の方法』が国立国際美術館で開催される。
本展では、近年の情報技術の発展に伴った新しいメディアを、その特性が目立たなくなるところまで先鋭化することで表現ツールのひとつとして自由自在に扱ったり、展示空間を自らの表現を確立する場として捉え、インスタレーションという方法論を再解釈するアプローチが紹介される。参加作家にはエキソニモ、パラモデル、伊藤存+青木陵子、クワクボリョウタ、木藤純子、鬼頭健吾、金氏徹平、大西康明、半田真規。世界の複数性を論じたグッドマンの記号論的方法が彼らの作品を読み解く上でのひとつの示唆として与えられる。
会期中、アーティスト・トークやシンポジウム、コンサート、八木雄二(哲学者・文学博士)による講演会「西ヨーロッパ中世の精神」、牟田淳(東京工芸大学准教授)による「宇宙創成の論理」が企画されている。

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