ヒューゴ・ボス賞2012最終候補者発表


邱志傑(チウ・ジージェ)「Diploma No.5」(2011). 『風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから』国立国際美術館

2011年11月、ソロモン・R・グッゲンハイム財団は、現代美術において重要な貢献を果たしたアーティストへ与えられるヒューゴ・ボス賞2012の最終候補者の6名を発表した。
最終候補に残ったのはトリシャ・ドネリー、ラシード・ジョンソン、モニカ・ソスノヴスカ、ダン・フォー、トリス・ヴォナ・ミッチェル、邱志傑(チウ・ジージェ)の6名。審査員はグッゲンハイム美術館チーフ・キュレーターのナンシー・スペクターのほか、キュレーター、美術批評家が務める。来秋発表される受賞者には、賞金10万USドル(775万円)に加え、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で個展を開催する機会が与えられる。
過去の受賞者は、マシュー・バーニー(1996)、ダグラス・ゴードン(1998)、マリイェティツァ・ポタルチュ(2000)、ピエール・ユイグ(2002)、リクリット・ティラヴァニャ(2004)、タシタ・ディーン(2006)、エミリー・ジャーシル(2008)、ハンス=ペーター・フェルドマン(2010)。

(文中敬称略)

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