グラーツ、ヨッヘン・ゲルツの作品があった広場 拒絶、寛容、必ずしもそればかりでなく 文 / 杉田敦 国際展が集中した昨年のなかでも、いち早く開催したもののひとつでありながら、なかなかそこに行く気持ちになれなかったのがヴェネツィアだった。ヴェルニサージュView More >

グラーツ、ヨッヘン・ゲルツの作品があった広場 拒絶、寛容、必ずしもそればかりでなく 文 / 杉田敦 国際展が集中した昨年のなかでも、いち早く開催したもののひとつでありながら、なかなかそこに行く気持ちになれなかったのがヴェネツィアだった。ヴェルニサージュView More >
オラファー・エリアソンの空中回廊「Your rainbow panorama」が一際目を惹くARoSオーフス美術館 幸せの国のトリエンナーレ 文 / 杉田敦 北海とバルト海を隔てるユトランド半島の東岸に、オーフスという街がある。コペンハーゲンに次ぐ、デView More >
パヴェル・ブライラ「阿呆船」 愚者の船はどこに向かうのか…… 文 / 杉田敦 リスボンの中心街に清貧の人、聖ドミニコの名前を冠した、サン・ドミンゴス広場がある。サクランボのリキュール、ジンジーニャを飲ませる立ち飲み屋があり、観光客や、アフリカの旧植民地View More >
ピエール・ユイグ「After Alife Ahead」 ミュンスター、ライオンの咆哮の記憶…… 文 / 杉田敦 ドクメンタに限るのであれば、アテネを訪ねた足で、そのままカッセルに向かうというのが一般的だろう。アテネとカッセルの間には、5月末から6月末まView More >
EMSTのテラスから望遠したアクロポリス アテネ、喪失と抵抗の…… 文 / 杉田敦 ギリシアを訪れたのは初めてだが、アテネはリスボンと違和感なく連続しているように感じられた。いや正確に言うと、現在のリスボンではなく、5年ほど前のと言った方がよいかもしれView More >
シンタグマ広場駅 シンタグマ広場に向かう前に…… 文 / 杉田敦 当初4年というスパンで開催されることもあったが、このところ5年というのが定着しているドクメンタ。今年はその開催年にあたる。すでに少しずつ情報が流れ始めているように、今回は、まず4月からギView More >
不特定多数の人の目にさらされる 作ることについて 岡啓輔(蟻鱒鳶ル)×増本泰斗(ARTISTS’ GUILD) ※本対談は、『あなたは自主規制の名のもとに検閲を内面化しますか』(torch press)収録の記事から一部抜粋・転載したものです。 ワークショップ、パーティ、イベントView More >
戦後の日本写真を作り上げた代表的な写真家である東松照明が、2012年12月14日に肺炎のため那覇市内の病院で亡くなった。享年82歳であった。 広島と長崎への原爆投下から14年を経た1959年に、写真エージェンシー「マグナム[Magnum]」をモデルにして、東松は他の写真家と共に写View More >
スタジオ・ムンバイについて 文/日埜直彦 Studio Mumbai Reading Room ではなぜあなたは建築をやっているのか?と敢えて聞かざるを得なかった。 スタジオ・ムンバイを主宰するビジョイ・ジェイン氏のインタビューを進めながら次第につのってきたのはある種の戸惑いで、View More >
Videmus(われわれが見る)――小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」 文/平倉圭 すべての画像:小林耕平「タ・イ・ム・マ・シ・ン」(『14の夕べ』、2012年9月5日、東京国立近代美術館)写真:前澤秀登 人は思考する。物 thing は思考するだろうか。――思考しない。もしくはView More >