サン=ジュスト ガラス/ザ・ミュージアムショップより[原美術館]

東京・原美術館
ザ・ミュージアム ショップより

3月11日まで開催中の「ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ」展。美術館に入って最初の部屋(ギャラリーI)の奥には、「秘密の箱」と題した作品が、窓から差込む光を受けて輝いています。


「秘密の箱 (Le Coffre à Secrets) 」 ガラス、木、アルミニウム,鏡 84.5 x 71 x 50 cm 2007
ⒸJean-Michel Othoniel/Adagp, Paris 2012. Collection MHD Moët Hennessy Diageo
Photo by Hirotaka Yonekura.

この作品側面のガラス部分は、フランスの「サン=ジュスト(Saint-Just)」 という工房でつくられたものです。ヴェルサイユ宮殿の手吹き法による窓ガラスや、各国の礼拝堂のステンドグラスを手がけた伝統あるガラス製作所です。

今回、「サン=ジュスト ガラス」よりご協力を頂き、この貴重で美しいガラスを日本の皆様にもお届けしましょう!ということでザ・ミュージアムショップにて、販売しております。


これらは高さが60~90センチほどで、瓶の形になっています。花瓶などの用途として生まれたものではなく、通常はこちらをカットして、ステンドグラスなどの板ガラスにするそうです。ガラス材のひとつのスタイルと捉えるのが正しいのかと思いますが、インテリアとしても美しくご鑑賞頂けます。フランスから頑丈な木製クレートではるばる海を渡って到着しました。美しいマーブル、深いブルー、クリアに白が入った模様などがあります。

お値段はどのサイズも同じで、49,500円(税込)です。フランスから輸送することを考えると、とてもお得です。オトニエル展会期終了まで販売の予定です。(かなり重量のあるものなので、郵送はお請けしかねます。お車でお越しの時にご検討下さい。)

サン=ジュストについてはこちらをご覧ください。

《サン=ジュスト》(上記リンク先記事より要約)
ロワール県サン テティエンヌ近くの小さな村で1826年から操業。現在、手吹き法で大型のガラスを製作するヨーロッパで唯一の工房である。ステンドグラス[ニューヨークの国際連合本部ロビー(シャガール)、ヴァンスのロザリオ礼拝堂(アンリ マティス)、ランスのフジタ礼拝堂(レオナール フジタ)など]のために板ガラスを製造するほか、フィリップ スタルク、ピーター マリノなど、デザイナーや建築家など芸術家と協働する。現在は、一大産業グループ「サンゴバン」の傘下で、高級ブティックの壁面、文化財修復ほか、最先端技術分野での仕事も手がける。

原美術館 ザ・ミュージアムショップ(東京)
TEL: 03-3445-2069(直通)
E-mail shop@haramuseum.or.jp
オンラインショップ
http://shop.haramuseum.or.jp

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原美術館
「ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ」
オトニエルのワークショップ「ふしぎな現実」
―3月11日[日]

「杉本博司 ハダカから被服へ」
3月31日[土]―7月1日[日]

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