虹のつくり方 @ 原美術館ARC

ジャクソン・ポロック《黒、白、茶》1952年 カンヴァスに油彩 91 x 70 cm

 

虹のつくり方
2026年3月14日(土)–9月6日(日)
原美術館ARC
https://www.haramuseum.or.jp/
開館時間:9:30–16:30 入館は閉館30分前まで
休館日:木(8月中無休)
展覧会担当:岩村桃実(原美術館ARC学芸員)
展覧会URL:https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/exhibition/2170/

 

2026年春夏季の原美術館ARCは、東京・品川の閑静な住宅街にあったかつての原邸を改築し、原美術館を開館した1979年から1990年までの「原美術館創成期」を、その豊かなコレクションとともに振り返る展覧会「虹のつくり方」を開催する。

原美術館ARCの運営母体「公益財団法人アルカンシエール美術財団」理事長の原俊夫は、1970年代半ばより、可能なかぎり作家に会いに行き、親交を深めながら、ひとりのコレクターの視点に基づき、コレクションを形成してきた。3部構成となる本展の第1部(ギャラリーC)では、ジャクソン・ポロック、トム・ウェッセルマン、カレル・アペル、工藤哲巳、三木富雄、李禹煥、ナムジュン・パイクなど、原俊夫が作家と直接交渉し入手した作品や、原美術館の開館最初期に収蔵された作品を出品する。

続く第2部(ギャラリーB)では、日本国内に現代美術の専門館が少なかった時代に、その先駆けとして開館した創成期の原美術館で個展が開催された世界的なアーティストの作品を紹介する。出品作家は、クリスト、今井俊満、ピョートル・コワルスキー、ロバート・メイプルソープ、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャン゠ピエール・レイノー、キース・ソニアを予定。そして第3部(ギャラリーA)では、1980年から10年間にわたって、日本の若手アーティストに発表の場を提供した意欲的なグループ展「ハラ アニュアル」を振り返る。10度の開催で計97名が参加した同企画の出品作家から、本展では、遠藤利克、出射茂、笠原恵実子、菊谷直美、小清水漸、中村一美、坂口登、柴田耕作、須田基揮、菅野由美子、吉田克朗の11名(予定)の作品を展示する。

 

李禹煥《線より》1979年 カンヴァスに顔料 181 x 227 cm ©Lee Ufan
吉田克朗《触“体-27”》1989年 麻布に黒鉛、木炭、アクリル絵具、油絵具、顔料 194 x 259 cm ©The Estate of Katsuro Yoshida, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

 

また、特別展示室「觀海庵」では、2012年に原美術館での個展開催経験を持つ安藤正子による個展「安藤正子:普通の日々」を同時開催。本展では、小さな楽焼約150点によるインスタレーション《ニューノーマル》(2024)を中心に、新作の油彩画を含む絵画や映像を和の設えの展示空間と呼応させ、小規模ながらも安藤の現在地を示す内容となる。会期中には講演会「Meet the Artist:安藤正子」など、関連イベントも開催予定。

 

関連イベント
展覧会「虹のつくり方」ギャラリーガイドツアー
春の回|2026年4月11日(土)10:30–(60分程度)
梅雨の回|2026年6月13日(土)10:30–(60分程度)
夏の回|2026年8月8日(土)10:30–(60分程度)
参加費:有料
※担当学芸員によるツアーに加え、通常は非公開の開架式収蔵庫にて、ジャン゠ピエール レイノーの《ゼロの空間》を見学可。
※イベントの詳細は原美術館ARC公式ウェブサイトの「イベント」ページにて告知予定。

 


同時開催
安藤正子:普通の日々
2026年3月14日(土)–9月6日(日)
原美術館ARC 特別展示室 觀海庵
https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/exhibition/2171/
展覧会担当:坪内雅美(原美術館ARC学芸員)

 

安藤正子《ニューノーマル》陶土、釉薬 サイズ可変 2024年 Photo by Tamotsu Kido ©Masako Ando
安藤正子《キャロットジュース》木製パネルに雲肌麻紙、水彩絵具、アクリル絵具、日本画顔料、 水彩色鉛筆、鉛筆、墨、パステ ル 150 x 142 cm 2024年 ©Masako Ando

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