島袋道浩:音楽が聞こえてきた @ BankART Station


島袋道浩《キューバのサンバ》

 

島袋道浩:音楽が聞こえてきた
2024年7月4日(木)-9月23日(月・祝)
BankART Station
https://bankart1929.com/shimabuku/
開館時間:11:00–19:00(7/4-7/6のみ夜間オープン:11:00-22:00)
休館日:月(ただし7/15、8/12、9/16、9/23は開館し、翌日火曜が休館)7/16、8/13、9/17
展覧会URL:https://bankart1929.com/shimabuku/

 

BankART Stationでは、詩情とユーモアに溢れ、メタフォリカルに人々を触発するような作風で知られる島袋道浩の個展「音楽が聞こえてきた」が開催される。関東地方での島袋の個展は2008年のワタリウム美術館以来。

島袋道浩(1969年兵庫県生まれ)は、1990年代初頭より国内外各地を旅し、その場所やそこに生きる人々の生活や文化、新しいコミュニケーションのあり方に関するパフォーマンス、映像、彫刻、インスタレーションを制作、発表してきた。その作品は時に人間同士の関係のみならず、生き物と人間との関係にもおよぶ。これまでにシドニー(1998)、釜山(2002)、ヴェネツィア(2003、2017)、サンパウロ(2006)、横浜(2011)、リヨン(2017)など数々の国際展に参加。近年も「二度起こること:象が海からやってくる」(長崎県美術館、2021)、「165meter Mermaid and other stories」(モナコ新国立美術館、2021)、「Instrumental」(ウィールズ現代美術センター、ブリュッセル、2022)「Me, We」(ボルツァーノ近現代美術館、イタリア、2023)など、国内外の美術館での展示をはじめ、数々の展覧会で作品を発表している。

 


島袋道浩《シマブクのフィッシュ・アンド・チップス》2006年


島袋道浩《白鳥、海へゆく》2012/2014年

 

「音楽が聞こえてきた」のタイトルの下、島袋の音や音楽に関連する作品で展覧会を構成する。これまで島袋は作曲家の野村誠や小杉武久、ミュージシャンのカシン、モレノ・ヴェローゾ、アート・リンゼイ、ブラジルの吟遊詩人のへペンチスタなど、さまざまな音に関係する人たちとコラボレーションしてきた。本展では、日本初公開の《キューバのサンバ》や、関東圏で発表されたことのない作品を含む約10点が、BankART Stationの地下空間に展示される。

 

関連企画
オープニングレセプション+野村誠ライブ・パフォーマンス
2024年7月5日(金)19:00–21:00
会場:BankART Station
※当日入場券、本展招待状、Tokyo Gendai VIP Passのいずれか必須

トークイベント 今福龍太(文化人類学者)×島袋道浩
2024年8月24日(土)19:00–21:00
会場:BankART Station
参加費:1,000円
定員:100名(要予約)
予約先:https://bankart1929.square.site/

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