幅広い映像表現を紹介する国内有数の映像祭「イメージフォーラム・フェスティバル(IFF)」が、2026年9月に開催する同映像祭の「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」への作品募集を1月31日に開始した。また、2026年度より、メインプログラムに「ジャパン・エクスペリメンタル」を新設。東アジア・エクスペリメンタル・コンペティションの一次および二次審査通過作品の中から、新しい映像表現に斬り込む作家性の高い日本在住または日本出身の作家による作品を選出し、IFF2026の「ジャパン・エクスペリメンタル」プログラムで上映する。(*複数人による共同制作の場合は、最低ひとりは前述の条件に当てはまること。)
東アジア・エクスペリメンタル・コンペティションは、2018年に従来の公募部門の募集対象を東アジア(日本、韓国、中国、香港、マカオ、台湾)在住または出身の作家に拡大して設立。東アジアにおける相互の交流と刺激によって、これからの芸術表現を模索し、メディア環境を含めた社会のあり方について考える場の形成を目指している。国際展や国際映画祭への参加経験を持つ映像作家やアーティストも応募するなど、その存在は同地域において広く定着してきた。昨年は過去最多となる530作品の応募の中から20作品がIFFでの上映へと進み、中国・長春出身のジャン・ハンウェンがある脱北者の足跡をたどりながら、土地、国家、個人の関係を風景を通して描いた『敵意ある風景』が大賞および東京会場観客賞をダブル受賞した(昨年の各賞受賞作品と審査総評はこちら)。
応募対象は、2025年1月以降に制作された映像作品。一次および二次審査を通過した作品(約20本)は、IFF2026の東アジア・エクスペリメンタル・コンペティションのプログラムで上映。東京会場での映像祭会期中に開かれる最終審査を経て、大賞(賞金30万円)をはじめとする各賞を決定する。同じくジャパン・エクスペリメンタルに選出された作品も、IFF2026の同部門のプログラムで上映。優秀作品1点にジャパン・エクスペリメンタル賞(賞金3万円)が与えられるほか、国内外の映画祭やメディアアート・フェスティバルなどにおける選考対象作品としてイメージフォーラムが推薦、イメージフォーラムが国際映画祭などに提供するプログラムにおける上映対象作品となる。両部門の最終審査は、アニメーション作家の折笠良、映画評論家の樋口泰人、フランス出身でニューヨークを拠点に活動する映画作家兼キュレーターのマリー・ロジエの3名が務める。
募集締切は4月11日(土)。応募要項や応募用紙(郵送応募用)、応募フォーム等、詳細は公式ウェブサイトを参照。一時および二次審査の結果は7月下旬までに公式ウェブサイト上にて発表される。
イメージフォーラム・フェスティバル2026|東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション映像作品募集:
https://www.imageforumfestival.com/2026/bosyu/
イメージフォーラム・フェスティバル2026
東京会場|2026年9月19日(土)-9月25日(金)※予定
会場:シアター・イメージフォーラムほか
※以降、地方巡回予定
