画像提供:ExPLOT Studio 活用協議会(事務局:BankART1929)
ExPLOT Studio 活用協議会(事務局:BankART1929)が、みなとみらい21地区48街区の「PLOT48」にあるアーティスト・シェアスタジオ「ExPLOT Studio(エクスプロット・スタジオ)」の2025年度入居者を募集している。応募締切は6月15日(23:59)。
横浜都心部のウォーターフロントに、ビジネス、観光、文化、環境が融合し多彩な機能が集積するみなとみらい21地区48街区の「PLOT48」では、2024年度から新たな賑わいづくりやイメージ向上を目的とした活用が開始され、特にテラス棟では「多様な創造的人材等の創出・交流」の場づくりに向けて、実証実験事業「ExPLOT Studio」が展開されてきた。昨年度に引き続き、2025年度もアーティスト・クリエイターが入居し、それぞれの制作活動を行なうシェアスタジオの開設が決定。アートと企業、IT、福祉、大学など多彩な分野との交流を促し、イベントやワークショップなども随時開催される。さまざまな分野の人々が行き交い、響き合う場を形成する一員として、異分野との交流に理解があり、新しい試みに意欲的なシェアスタジオ入居者を広く募集する。
事務局を担うBankART1929は、旧帝産倉庫ビルを活用し、53組253名のアーティストやクリエイターが入居した北仲BRICK&北仲WHITE(2005.6-2006.10)や、ヨコハマトリエンナーレの会場として10年間限定で建設された「新港ピア」を、次のトリエンナーレまでの2年間活用し、53組の建築家やアーティストが入居したハンマーヘッドスタジオ「新・港区」(2012.5-2014.3)など、以前よりシェアスタジオを運営してきた。
画像提供:ExPLOT Studio 活用協議会(事務局:BankART1929)
画像提供:ExPLOT Studio 活用協議会(事務局:BankART1929)
ヨコハマトリエンナーレ2020の会場として使用されたこともあるPLOT48のテラス棟1FにあるExPLOT Studioは、長期スタジオ、短期スタジオ、イベントスペースと共用部で構成されている。2025年度は、8カ月間(2025年7月1日〜2026年2月28日)の長期入居者15組程度と、3カ月間(2025年7月1日〜2025年9月30日)の短期入居者10組程度を募集。家賃は、長期入居が月額1,350円/㎡(消費税込/光熱水費別。光熱水費はスタジオごとに割合負担。1〜3月参考数値:1スタジオ1万円/月程度)、短期入居が月額1,500円/㎡(消費税込/光熱水費込)。シェアするアーティスト・クリエイターと共存できる能力があるか、定期開催のオープンスタジオに対応できるか、活動率(日数)が50%を超えられるかなどが審査基準となっている。応募方法は、作家略歴と参考資料、シェアスタジオでの活動計画をフォームより送信し、審査員(ExPLOT Studio活用協議会)による審査の結果、面接を経て決定。転用施設であり、空間やシェアスタジオとしての特性や注意事項があるため、6月6日、7日、8日に開催される現地見学会への参加が推奨されている。募集内容の詳細は、公式ウェブサイトを参照。
ExPLOT Studio シェアスタジオに入居するアーティスト・クリエイターを募集します!https://explotstudio.wixsite.com/site/news