no image

田尾創樹

ゲームの傍観者としての創作 取材・文:柳下朋子 ポートレート:井上嘉和 田尾創樹は、架空のエンタテインメント系プロダクション「おかめぷろ」の代表兼所属アーティストとして作品を発表している。「オカメハチモク」というバンドを組んだのがその起源で、現在は、実在のふたりの「社員」のほか、View More >

no image

宮永愛子

時間と記憶を刻み込んだ「一期一会」アート 取材・文:小崎哲哉 ポートレート:石川奈都子 白く、儚(はかな)く、日ならずして消えてゆく作品が多い。例えばナフタリンを用いたオブジェ。開幕日には完全な姿を見せていた半透明のドレスや靴や眼鏡は、展覧会が終わるころには原形を留めず、朽ちてしView More >

no image

ピピロッティ・リスト

からからの心にひとしずくのユーモアを 取材・文:児島やよい ポートレート:永禮賢 「これ、インスタントダイヤモンドと呼んでいるの。何も書かれてないプラスチックのパッケージをコレクションしているのよ。もう役に立たないものだけど、ライトが当たるときだけキラッと光るの」 インスタレーシView More >

no image

さわひらき

僕の立場はそもそもが宙に浮いたようなもので、嘘をつきながら、作品を作り込んでいく感じです 自室の風景などを舞台に、詩的な虚構を巧妙にちりばめた映像で注目を集める作家。ごく私的なようで、しかし観る者が自由に解釈できるその作品世界の背景にあるもの、そして最新作の制作姿勢について聞いたView More >

no image

草間彌生

永世に伝える愛のメッセージ 取材・文:柳下朋子 ポートレート:永禮賢 ペンの先から迷いなく伸びていく無数の線、反復され増殖していく細かな模様。F100号の大きなキャンバス50枚に黒いペン1本で立ち向かう姿が、ドキュメンタリー映画『≒ニアイコール草間彌生』の中に活写されている。過去View More >

no image

三瀬夏之介 

アートと呼ばざるをえないもの 取材・文:山岸かおる(編集部)  写真:永禮賢 『J』2009年(部分) 墨、胡粉、金粉、和紙、アクリル 250 x 400 cm 「新しい日本画」という括りで語られ、また自らもそれに対峙してきた作家が、今年、若手の現代美術作家の登竜門であるVOCAView More >

no image

小谷元彦

彫刻への帰還と、未来への船出 取材・文:内田伸一 ポートレート:永禮賢 彫刻出身の新世代として登場し、観る者の痛覚を刺激するような異形の美を創造してきた小谷元彦。映像・写真など表現法の多彩さでも知られる作家はデビュー10年目の今年、ふたたび彫刻表現に本格的に注力する。 SP2 NView More >

no image

曹斐 (ツァオ・フェイ)

「アートとポップカルチャーの架け橋」、そんな役割ができればいいなって思うんです。 急激な都市化・近代化を遂げつつある中国都市部。そのひとつ、広州に生まれ育った若き作家は世界アート界の希望の星となりつつある。ヴェネツィア・ビエンナーレにも出展する俊才を育んだ環境とは? 聞き手:小山View More >

no image

ルナ・イスラム

観客を対話に誘い込みたい。自分自身で方向性を見出すよう要求したいんです。 映画を愛し、映画史や映画的語彙に言及する作品を作りつづけてきたバングラデシュ出身のアーティスト。「c-i-n-e-m-a-t-og-r-a-p-h-y」の14文字にこだわり、世界の見方、読み取り方を探究するView More >

no image

対談:東恩納裕一×宇川直宏

矛盾をはらんだ現実を作品の力に 本人らが認める通り、「東京」らしさを強調する作家ではない。それでも両者の表現にこの都市の印象を強く抱くのは、彼らがいまの世に溢れる矛盾の中にも表現の可能性を探し、それが実体験に支えられたものだからか。意外にも(?)、の初対談! 司会・文:内田伸一 View More >

Copyrighted Image