公益財団法人稲盛財団が主催する京都賞の思想・芸術部門を、揺れ動く歴史を生きる経験に基づき、抑圧に苦しむ声なき者の声を届ける表現を開拓し、美術の「脱中心化」に非欧米圏から貢献した業績により、ムンバイ出身のアーティスト、ナリニ・マラニが受賞。
京都賞
人間、氷河、草花、風雨、惑星が生きる「時間の途次」に身を置く
昨年末に上演されたジョーン・ジョナスのパフォーマンス「Reanimation」と京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで開催中の展覧会『Five Rooms For Kyoto: 1972-2019』を、演劇パフォーマンス学研究者の岩城京子が語る。