CAMKコレクション展 vol.6 きっかけは「彫刻」。 ―近代から現代までの日本の彫刻と立体造形

 

熊本市現代美術館のコレクションから、彫刻・立体作品の特集展を開催します。
当館の収蔵する彫刻・立体作品群は、幕末から明治に大流行した生人形を例外として、制作年が1990年以降のものがほとんどですが、木材やブロンズなど彫刻ならではの素材に加え、ファブリックや鉄、FRPをはじめ多様な素材や新しい技術を用いて制作されていることや、女性作家の活躍がその特徴として挙げられます。
それぞれの作品は、アーティストが思索を重ね閃いた、時代を先取りするような斬新なかたちをしていますが、私たちと同じ時代を生きる日々に、見たり、聞いたり、感じた事から生まれ出た作品です。眺めているうちに、言葉にならなかった想いへの気づきや、深い共感を覚えることがあるかもしれません。

 

■出品作家

草間彌生、井手宣通、森村泰昌、安本亀八、naonao’s 森川尚美、ひびのこづえ、田部光子、今田淳子、高嶺格、石原昌一、本田貴侶、舟越桂、中山ダイスケ、吉野辰海、藤本髙廣 ZUBE、池田龍雄、中嶋一雄、阿部守、青木豊

 

<展覧会情報>

■展覧会期:2019年9月21日(土)~ 11月24日(日)■会場:熊本市現代美術館 ギャラリーⅡ■開館時間:10:00~20:00(展覧会入場は19:30まで)

■休館日:火曜日(ただし10月22日(火)は開館し、翌日休館)

■観覧料:【東京国立近代美術館所蔵品展との共通観覧料】

一般:1,000(800)円
シニア(65歳以上):800(600)円   
学生(高校生以上):500(400)円   
中学生以下:無料
*( )内は前売/20名以上の団体/各種障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)、電車・バス1日乗車券、JAF会員証、緑のじゅうたんサポーター証/各種障害者手帳をお持ちの方の付き添い者1名、美術館友の会証をご提示の方無料(1展覧会につき1回限り)
** 10月12日(土)は開館記念日のため入場無料。
■主催:熊本市現代美術館(熊本市・公益財団法人熊本市美術文化振興財団)、熊本日日新聞社■特別協力:崇城大学芸術学部デザイン学科マンガ表現コース■後援:熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、NHK熊本放送局、J:COM、エフエム熊本、FM791
 

 

《同時開催》

2019年度国立美術館巡回展 東京国立近代美術館所蔵品展
きっかけは「彫刻」。―近代から現代までの日本の彫刻と立体造形

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