どこかで?ゲンビ ビデオアート編「毒山凡太朗 上映会&アーティスト・トーク」@Alternative Space Core

毒山凡太朗《戦争は終わりました War is Over》
2017 ©Bontaro DOKUYAMA

毒山凡太朗はこれまで国内外において、現代社会に潜む問題や事象に冷静に向き合い、当事者たちへのインタビュー等を通じて、丁寧に調査してきました。その過程を経て制作される毒山の作品は、ひとつの事実に対する多様な解釈の可能性を示唆してくれます。今回のトークでは、「歴史を再考し、社会と向き合うこと」をテーマに、過去に実際に行った調査時のインタビューの様子やエピソード等、制作の裏側をお話しいただく貴重な機会となります。
※6月の実施が延期となり、実施日時が決まりましたので再度、参加者を募集します

日時|2021年6月13日(日) 11月28日(日) 14:00~16:00
会場|Alternative Space Core(広島市中区基町19-2-448 基町ショッピングセンター内)
定員|15名
参加費|無料
応募締切|11月14日(日) >>> 当館サイトの応募フォームよりお申し込みください

※応募多数の場合は抽選
※当日12時~14時、16時~17時の間、映像作品の上映(《戦争は終わりました》5′13″、《君之代 Time Goes By》24′58″)を行います。どなたでもご自由にご覧いただけます。

 

毒山凡太朗(どくやま・ぼんたろう)
1984年福島県生まれ、東京を拠点に活動。2011年3月11日に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故によって、故郷である福島の状況が一変したことをきっかけに作品制作を開始。忘れ去られた過去の記憶や場所、現代社会で見えにくくなっている問題や事象を調査し、映像やインスタレーションを制作している。ある問題に対し、現地に赴いて当事者の声を聞き集め、そこに作家自身が介入することによって成り立つ作品は、何が起こるか予測不能な現代において、ふとした瞬間に誰もが当事者たり得る可能性を観客に投げかける。過去と向き合い、何が残されているか、あるいは残されていないかを検証することで、歴史からこぼれ落ちる人々の記憶や感情、そして、今後埋もれていってしまうかもしれない現実へも光を当てる。


改修工事のため、ただいま休館中(2023年3月リニューアルオープン予定)
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