ふたたびの出会い IZU PHOTO MUSEUMコレクション展 @ IZU PHOTO MUSEUM


古屋誠一「Izu 1978」2006年 © Seiichi Furuya
ふたたびの出会い IZU PHOTO MUSEUMコレクション展
2013年4月21日(日)-9月29日(日)
IZU PHOTO MUSEUM
http://www.izuphoto-museum.jp/
開館時間:10:00-18:00 入館は閉館30分前まで
休館日:水曜日 ただし、5/1、8/14は開館

2009年に開館したIZU PHOTO MUSEUMでは、これまでに開催した展覧会の出品作品を中心としたコレクション展を開催する。
同館が扱ってきた写真には、過ぎ去った出来事を再び目にすることを可能にするという特質が備わっている。杉本博司は写真術の発明者のひとりであるウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットの19世紀の紙ネガを自らの解釈でプリントし直し、文字通り、過去のイメージに新たな光を当てる。古屋誠一は自ら命を絶った妻のポートレートを20年以上にもわたり何度も編み直し、過去と向き合い続けた。また、ジェフリー・バッチェンをゲストキュレーターに招いた『時の宙づり―生と死のあわいで』で紹介されたように、19世紀半ば以降、愛する人を偲ぶためにアクセサリーや毛髪と組み合わされた肖像写真が数多く制作され、家庭の中で大切に保管されてきた。
本展では、無名の写真家や職人が制作した写真から、荒木経惟、木村友紀、杉本博司、野口里佳、古屋誠一、松江泰治といった同館にて個展を開催してきた現在も活躍する写真家によるものまで、さまざまな次元での写真をめぐる「ふたたびの出会い」を紹介する。

講演会
野口里佳(写真家)
4月29日(月・祝)14:30-16:00
会場:クレマチスの丘ホール(IZU PHOTO MUSEUM 隣接特別会場)
定員:150名(無料、申込先着順)

映画上映会
「はじまりの記憶 杉本博司」
監督:中村祐子 制作:テレビマンユニオン/WOWOW, 2011年, 日本, 83分
5月26日(日)11:15-12:40 / 14:15-15:40
会場:クレマチスの丘ホール(IZU PHOTO MUSEUM 隣接特別会場)
定員:150名(無料、申込先着順)

対談「写真家・古屋誠一をめぐって」
小林紀晴(写真家)x小原真史(IZU PHOTO MUSEUM研究員、映像作家)
6月23日(日)14:30-16:00
会場:クレマチスの丘ホール(IZU PHOTO MUSEUM 隣接特別会場)
定員:150名(無料、申込先着順)

Copyrighted Image