ACC 2027年度フェローシップおよび助成募集
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)
2026.10.01
– 2026.11.10 募集予定 23:59 まで「ニューヨーク・フェローシップ」「個人フェローシップ」「大学院フェローシップ」「団体助成」の4部門を募集。助成期間内に実施される活動に必要な費用等が支援される。
■ニューヨーク・フェローシップ
6か月間にわたり、アジア各地から集まった多様な芸術家、研究者、芸術分野の専門家が米国に滞在し、新たな文化環境との関わりを深めます。こうした現地での実体験を通じて、参加者は視野を広げ、その経験を自身の芸術的実践の発展へとつなげます。日常の業務から離れて過ごすこの貴重でまとまった期間は、異なる分野の参加者とともに過ごすことで、制作や発表のプレッシャーから解放された環境のもと、内省や探究、実りある対話のための時間をもたらします。
■個人フェローシップ
1〜6か月の範囲で期間を柔軟に設定でき、多くの場合比較的短い期間で実施されるプログラムです。アジアおよび米国の芸術家、研究者、芸術分野の専門家に対し、これまで訪れたことがない、あるいは馴染みの薄い環境に滞在し、調査や自ら設定したテーマの探究、文化交流に取り組む機会を提供します。こうした経験を通じて、同じ分野の専門家同士の対話や協働、知識の共有が育まれます。なお、個人フェローシップは、最大3名までの共同フェローシップとして実施することも可能です。
■大学院フェローシップ
アジア出身の大学院生を対象に、母国・地域では同等のプログラムが提供されていない、または十分に整備されていない分野において、米国の大学院での学位取得を支援します。本フェローシップは学術研究を主な目的とするものですが、慣れ親しんだ環境を離れて学ぶことで、フェローは教室での学びを超えた新たな視点や考え方に触れる機会を得ます。
■団体助成
アジアおよび米国に拠点を置く芸術・文化団体を対象に、特定のテーマや実践領域への理解を深める活動、およびスタッフや地域コミュニティ、協働者との有意義な文化交流を促進する取り組みを支援します。
- 応募資格
■共通申請資格・要件、選考評価基準および選考過程
すべての申請者は、下記の共通申請資格を満たしている必要があります。加えて、各フェローシップや助成プログラムには、それぞれ個別の要件が設けられています。詳しくは、ご希望のプログラムの募集要項をご確認ください。
■対象となる活動
ACCのフェローシップおよび助成は、文化交流および現地での実体験を伴う活動への支援に限定されます。ACCは、あらかじめ定められた特定の成果物を直接または間接的に制作・展示・上演することを目的とした制作および広報活動には助成を行いません。助成対象外となる制作活動の例としては、ドキュメンタリー制作、あらかじめ計画された成果物(書籍・映画・演劇など)のための調査研究、展覧会の企画・開催、公演の開催などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。■フェローシップおよび助成対象活動の実施時期
ACCから助成を受けた全ての活動は、助成期間内(2027年8月1日〜2028年12月31日)に実施しなければなりません。
■対象となる渡航先
ACCのフェローシップおよび助成対象活動は、以下に記載の対象国・地域でのみ実施可能です。ただし、ニューヨーク・フェローシップおよび大学院フェローシップは、米国でのみ実施可能です。対象渡航先および制限事項の詳細は、各プログラムの募集要項をご確認ください。
対象国・地域:アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、東ティモール、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マカオ、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、米国、ベトナム
■国籍、永住権、または団体の登録情報
申請者は、上記のいずれかの国または地域の国籍を有しているか、または合法的な永住権を有している必要があります。あるいは、上記の国または地域で登録された団体である必要があります。なお、ここでいう「永住権」とは、特定の国や地域に永続的に居住することを政府から法的に認められた資格を指し、一時的または更新可能な学生ビザや研究・教育目的のビザは含まれません。
■経歴および対象分野
申請者は、芸術・文化団体、あるいは芸術家、研究者、芸術分野の専門家である必要があります。申請時点で下記の対象分野のいずれかにおいて5年以上の経歴を有し、その分野に関連する活動を行うことを目的として申請する必要があります。
注:大学院フェローシップへの申請者については、5年以上の専門的な経歴は必須ではありません。- その他の条件
■対象分野
建築(デザイン、建築史、建築理論)、考古学、美術史、アーツ・アドミニストレーション、芸術批評、美術品修復、工芸、キュレーション、ダンス・舞踊、民族音楽学、映画 *、文学、博物館学、音楽、演劇、ビジュアルアート
注:主な活動分野または研究分野が映像作品または写真である申請者は、ビジュアルアート部門で申請してください。
■ACCアルムナイについて
過去に助成を受けたことがある方も再度申請いただけますが、以下の点にご留意ください。
・過去2年以内にACCから助成を受けた方は申請できません。
・ニューヨーク・フェローシップのアルムナイは、同プログラムへの再申請はできません。
・過去に6か月間のフェローシップ、またはそれに相当する予算規模の助成を受給された方が、同等の規模の助成を再び受給できる可能性は高くありません。
■予算について
助成対象経費には、旅費、宿泊費、滞在中の日当・生活費、美術館やイベントの入場料、通訳費、その他交流活動の実施に必要な費用などが含まれます。なお、助成金は以下の用途には使用できません。
・公演、上映、展覧会、出版物など、あらかじめ計画された特定の成果物やイベントの制作・実施・広報を目的とする活動。例えば、書籍のための調査、ドキュメンタリー映画の撮影、将来予定されている公演に向けた稽古などは助成の対象となりません。
・広報、マーケティング、プロモーションを目的とした渡航(例:ブックツアー)などを含む広報・宣伝活動。
・イベントへの参加のみを目的とした渡航。
・制作設備や機材の購入。 ただし、助成対象活動に必要な機材や会議・ワークショップ会場の適切なレンタル費用は対象に含めることができます。
・フルタイムのレジデンス・プログラム(滞在期間を通して制作・研究に取り組むプログラム)への参加。
