mamoru《声を挙げ、絶やさない》2021-Szczecin(ポーランド)でのグループワークの様子/2024年5月15日 photo: Tien Zong Yuan
CONNEXIONS | コネクションズ ―接続するアーティストたち
2026年2⽉7⽇(土)-3⽉22⽇(日)
鳥取県立美術館
https://tottori-moa.jp/
開館時間:9:00–17:00(入館は16:30まで)
休館日:月(ただし、2/23は開館)、2/24
企画担当:赤井あずみ(鳥取県立美術館主任学芸員)
展覧会URL:https://tottori-moa.jp/exhibition/view/exhibition-04-2/
鳥取県立美術館では、作品を通じて文化や社会の断絶を越え、異なる領域を架橋する国内外のアーティスト7組による展覧会「CONNEXIONS | コネクションズ ―接続するアーティストたち」を開催する。本展ではアーティストがワークショップ、イベントを多数実施し、「見る」だけではないアートへのさまざまな関わり方を提案する。
「聴くこと」からオルタナティブな世界観を拡張し続けるサウンド・アーティストのmamoruは、コロナ禍で「声を出すこと」が制限された社会状況から着想したプロジェクト《声を挙げ、絶やさない》の鳥取バージョンを発表する。本作では参加者を一般公募し、2025年6月と10月に県内11カ所でワークショップを開催、約130名が参加した。会期中の2月8日には参加者たちが美術館に集い、館内のパブリックスペースで公開セッションを行なう。トマス・サラセーノとアルベルト・ペサベントの対話を契機に2007年に始まったアートプロジェクト〈Museo Aero Solar〉では、使用済みのビニール袋を切り貼りして巨大なバルーンを制作し、館内で展示する。あわせて、屋外で太陽光を利用してバルーンを浮かべるイベントも開催予定。音楽、美術、デザイン、写真、パフォーマンスなど約40名の多様な分野のクリエイターからなるアーティスト・グループの刷音[シュアイン]は、シルクスクリーン・ワークショップやDJライブなど、全4回の体験型プログラムを開催する。
《ムセオ・アエロ・ソラール-チェンライ》2023-2024 Courtesy Museo Aero Solar, in particular communities of the Chiang Rai Biennale, Thailand. Photo Credit: Joaquin Ezcurra, Aerocene
刷音《刷音》ワークショップ風景/2018年12月14日/四方当代美術館(南京) SURE INN, Printing Sound, workshop view from Printing Sound,December 14, 2018. Sifang Art Museum, Nanjin
マリアンナ・クリストフィデス《Restor(y)ing Waters/Rivers, Banks》展示風景/2024年 Marianna Christofides, Restor(y)ing Waters/Rivers, Banks,installation view, 2024. Photo Natalia Tsoukala | courtesy NEON © Marianna Christofides | VG Bild-Kunst, Bonn 2024
2011年の第54回ヴェネツィア・ビエンナーレにキプロス代表として参加したマリアンナ・クリストフィデスは、日本の美術館では初の展示となる本展で、アテネで出会った7名の移民女性たちと協働し、水を媒介に声や記憶を重ねるインスタレーションを発表する。現代社会に潜む諸問題を、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど多様な表現で批評的に可視化してきた高嶺格は、美術館の開館をテーマにした新作を公開。ストリートを舞台にアートと社会の関係を更新してきたSIDE COREは、代表作《rode work tokyo》のほか、近年取り組む日本海沿岸のリサーチに基づく作品を展開する。各地を旅しながらその土地に根付く工芸や歴史、人々の暮らしに向き合い、「つくること」を通して文化や社会構造を探ってきた遠藤薫は、今回「夢見」を手がかりに鳥取で民藝や神話などのリサーチと滞在制作を行ない、その成果を展示する。
その他、各種イベントを開催予定。詳細は展覧会ウェブサイトを参照。
高嶺格《脱皮的彫刻》2025 千葉市役所 提供:千葉国際芸術祭実行委員会/撮影:ただ(ゆかい)
SIDE CORE/EVERYDAY HOLIDAY SQUAD《rode work ver. tokyo》2018/2022 展示風景/森美術館2022-2023 SIDE CORE/ EVERYDAY HOLIDAY SQUAD, rode work ver. tokyo 2018/ 2022. Installation view at Mori Art Museum, 2022-2023 Photo: Kioku Keizo
遠藤薫《重力と虹翳藤薫《重力と虹霓―南波照間島について》 展示風景/2023年/大阪中之島美術館 Kaori Endo, Gravity and rainbow/About the “Pai-Patiroma”phantom island,2023.Installation view atNakanoshima Museum of Art,Osaka,Japan.Photo by the Artist