Pa.LaC.E 展覧会『あずみと庵』

Azumi and Iori (2022)

アーティスト・イン・レジデンスプログラム 2022
Pa.LaC.E 展覧会『あずみと庵』
2022年9月10日(土)– 9月18日(日)10:00-20:00
京都芸術センター 和室「明倫」
無料
https://www.kac.or.jp/
主催:京都芸術センター
展覧会URL:https://akitacc.jp/event-project/gertrobijns-resetmobile/

 京都芸術センターでは、3年ぶりにアーティスト・イン・レジデンスプログラムを実施しています。本展出品作家であるValle Medina(ヴァジェ・メディナ)とBenjamin Reynolds(ベンジャミン・レイノルズ)のふたりから成るPa.LaC.E(パレス)は、2021年度の滞在中止を経て、2022年6月より京都芸術センターに滞在し、リサーチと制作を行ってきました。
 本展は、帰国直前のPa.LaC.Eが、その成果を発表するものです。
 空間や土着の慣習、文化に関心を向けるPa.LaC.Eは、京都芸術センターでの滞在を通してショートフィルムを制作しました。《Azumi and Iori》(2022)は、京都の辺境の地にある、とある森の中に住む家族の物語。ママ、娘、おばあちゃんたちが繰り返す行動は儀式的です。この家族のアイデンティティは、その繰り返される儀式によって形成されていきます。
 Pa.LaC.Eの視点で再構築される京都や日本に、私たちは何を見るのでしょうか。

Pa.LaC.E

Valle Medina(バジェ・メディナ)とBenjamin Reynolds(ベンジャミン・レイノルズ)によるアーティストグループ。2018年からロイヤルカレッジオブアーツにて建築デザインスタジオリーダーとして教鞭をとる。第50回セントラル硝子国際建築設計競技(東京)最優秀賞をはじめ、国際的な賞を受賞。これまでにICA(英国)、ファン・アッベ市立美術館(オランダ)、オスロ建築トリエンナーレ(ノルウェー)、バルセロナ現代文化センター(CCCB、スペイン)、ボストン芸術センター(米国)、Basis voor Actuele Kunst – BAK(オランダ)、ロンドン建築財団(英国)で作品が紹介されている。

https://palace.studio/

Pa.LaC.E《Azumi and Iori》2022年

 

Pa.LaC.E《Azumi and Iori》2022年

 

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