映像芸術祭「MOVING 2015」


八木良太『Video Sphere』2014 Photo by Gosuke Sugiyama

映像芸術祭 MOVING 2015
2015年2月6日(金)-2月22日(日)
京都芸術センター、京都シネマ、METRO、ARTZONE、アトリエ劇研
(連携プログラム会場:Gallery PARC、Antenna Media、児玉画廊、HAPS)
http://www.moving-kyoto.jp/
開催時間:会場により異なる(詳細は公式WEBサイト参照)
会期中無休

2度のプレ企画、2012年の第1回開催に続き、第2回目となる映像芸術祭「MOVING 2015」が京都市内の9つの会場で開催される。ディレクターは、中本真生(UNGLOBAL STUDIO KYOTO)。

MOVINGは、メディア機器やITの発達、新しいメディアの普及により、現代社会により広く浸透した映像に焦点を当て、「新たな視点を生み出す映像表現」や「既存の映像や映像を扱う環境を再評価/再利用することで、新しい価値を創造する映像表現」などを紹介する機会としてはじまった。

MOVING 2015は、展覧会、上映会、舞台公演、ライブの4つのプログラムからなり、映像単独での表現はもとより、他のジャンルと融合することで拡張される多様な映像表現を紹介する。展覧会部門では、八木良太、毛原大樹、浦崎力、坂西未郁、水野勝規の作品が京都芸術センターの建築内外で展開するほか、山城大督が新作インスタレーションをARTZONEで発表。連携プログラムとして、前谷康太郎がGallery PARC、田中英行がAntenna Media、宮永亮が児玉画廊、林勇気がHAPSで発表を行なう。
また、京都シネマでは、村川拓也ら5作家の作品を上映する「MOVINGセレクション」、京都、大阪の美術大学に在籍する学生の作品を上映する「学生作品セレクション」、上映プログラム交換企画としてニューヨークのアーティスト・ラン・スペース「Spool Mfg.」がセレクトした「Spool Mfg.セレクション」を上映。そのほか、あごうさとしと山城大督の初共演作をアトリエ劇研、映画『メトロポリス』の16ミリフィルム上映にあわせた生演奏、METROや京都芸術センターでの映像作家と音楽家のコラボレーションといったさまざまなプログラムが用意されている。

各プログラムの詳細は公式ウェブサイトを参照。


Above: 水野勝規『reflection』2012 撮影:豊永政史. Below: 浦崎力『夜のみずのき動物園』から.

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