春木麻衣子 | 写真集『possibility in portraiture』にまつわるテキスト
(ポートレイトについて)
勝手に解釈して相手をきりとり、その人を知らない他人様に披露するは相当度胸のいる力技だと思うし、自身を他人様に披露するのは、ちょっと恥ずかしい。そして、自分に無関係な他人のそれらの何が魅力的だと感じ見入るのか分からないから、不思議。
whom? whose? II-1F, 2010
(possibility in portraitureがこれまでの作品集より色彩豊かな印象を与えるのは)
プリントを焼いているときに、心象イメージによるそれのベストな美しさより、そのシチュエーションのノーマルを意識したからかも。
outer portrait 3, 2009
(ポートレイトというジャンルは)
勿論、嫌いじゃない!ひっかかるんです。
neither portrait nor landscape 2, 2010
『possibility in portraiture』は下記媒体で紹介されています。
『美術手帖』2011年7月号 p.211
『アサヒカメラ』2011年7月号 p.219 作家インタビュー 掲載
1223現代絵画
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