Optional Art Activity: Who is “Mr. SUZUKI”?

Optional Art Activity: Who is “Mr. SUZUKI”?
2016年7月16日(土) – 30日(土)
オープニング&トーク: 7月16日(土) 16:00 – 18:00
開廊時間: 午前11時 – 午後7時 日月祝休廊

2011年から開催している、作品のない展覧会。3回目となる今回は、チェ・キョンファと井上文雄 (CAMP) による共同企画。カンボジアの美術史に影響を及ぼしたといわれる、ある日本人画家を巡る不確かな像に参加者たちが応答する。

彼はカンボジアのごく一部の人々に「スズキ」と記憶されている。1940年代、プノンペンにあるスクール・オブ・カンボジアン・アート (現王立美術大学) で教鞭をとっていた。1920年代にフランスで美術を学んだ後、カンボジアへと渡り、現地で亡くなったという。しかし未だ分かっていないこと、そして、恐らく分からないままであろうことも多い。そこにはカンボジアの現代史も深く関わっている。

彼はなぜカンボジアへと向かったのか?そこでどのような風景を見たのか?制作は続けていたのか?そして、なぜ生涯そこに留まったのか?「スズキ」を巡る物語が孕む歴史の欠落を起点に、彼が生きた時代、または歴史記述と想像の関係性についてなど、参加者それぞれが思索の域を広げ、展示、トーク、パフォーマンスなどを通じて観客と共有する。

参加者
岩間朝子+清水美帆 (アーティスト)、井上文雄 (CAMP)、上崎千 (芸術学/アーカイヴ理論)、チェ・キョンファ (キュレーター)、BARBARA DARLINg (アーティスト)、ミヤギフトシ (アーティスト)

イベント
7月16日(土)16:00 −18:00 オープニング&トーク
7月23日(土)および7月30日(土)に参加者によるイベントを実施致します。詳細は決まり次第アナウンス致します。

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