『オリンピア52についての新しい視点』 上映中! ル・ステュディオ

只今上映中の、クリス・マルケル作品へのオマージュ『オリンピア52についての新しい視点』。

1952年、クリス・マルケルは政府の委託により、ヘルシンキオリンピックを記録したドキュメンタリーを制作する。彼の初長編映画となるこの『Olympia 52(オリンピア52)』はしかし、時の流れとともに忘れ去られていた。
それから60年、ジュリアン・ファロー監督はこの作品に再び、新たな光を当てる。冷戦下における校閲、編集のマジック…。数々の資料や書簡によって浮かび上がる歴史の断片とともに、巨匠クリス・マルケルの起源ともいえる『オリンピア52』に隠された秘密が、少しずつ解き明かされてゆく。
上映は11月30日までです。

ご鑑賞いただいたお客様よりコメントも多く頂戴しました。ありがとうございます!
一部、ご紹介させていただきます。

◆ドグマ溢れる秀作。オマージュ以上の愛情で原作「オリンピア52」よりも多分面白い。スタインベック編集機や三脚のスタンドなど小道具も○。

◆フランスらしい、面白い映画でした。テクニックがシンプルで良かったです。12月も楽しみです!!

◆いつの時代もアナーキーな人はいるんだなぁ。カッコイー!ということ。アラン・レネをまぎれこませていたり、マルケルが美大生のヒーローになる理由がわかった。

◆山形国際ドキュメンタリー映画祭でクリス・マルケル特集がされたばかりなので、タイムリーでおもしろかった。

鑑賞をご希望の方は、以下からご予約ください。

「オリンピア52についての新しい視点」の今後の日程
11月
16日(土)17日(日)23日(土祝)24日(日)30日(土)
11:00/14:00/17:00(予約制)

スポーツは素敵! Ⅺ – オリンピア52についての新しい視点

Copyrighted Image