語りつがれる“ものがたり”-Ⅲ ロワイヤル・ド・リュクス 

【プログラム名】 語りつがれる“ものがたり” Ⅲ
【上映作品】 ロワイヤル・ド・リュクス 
【上映日程】 ①2010年 6月12日~7月3日 
        ②7月10日(土)~7月31日(土) 
【上映時間】 ①1時間33分 ②52分
【会場】メゾンエルメス10階 ル・ステュディオ

「Royal de Luxe ロワイヤル・ド・リュクス」

①Le Mythe du Géant 巨人の神話 (上映時間:1時間33分)
2006年/フランス/カラー/93分/フランス語
②La visite du Sultan des Indes sur son éléphant à voyager dans le temps スルタンの象と少女 (上映時間:52分)
2007年/フランス/カラー/52分/フランス語

会場:メゾンエルメス10階 ル・ステュディオ(東京都中央区銀座5-4-1)
上映日:①2010年 6月12日~7月3日 ②2010年7月10日(土)~7月31日(土) 
毎週土曜日 (完全予約制/入場無料)
上映時間:11:00 / 14 :00 / 17:00 
予約:TEL 03-3569-3300 (受付時間 11:00~19:00) 
FAX 03-3569-3612

2010年のLe Studioは「Conte et Raconte 語りつがれる“ものがたり”」をテーマにプログラムをお届けしています。第三回目のプログラムでは、街全体を劇場に、巨大な人形が繰り広げる二つのパフォーマンスのドキュメントを上映します。

「街全体に一つの物語を伝えることができないか」。
演出家ジャン=リュック・クールクーはあるとき、このように考えます。街行く人が、突然、おとぎ話の世界に遭遇し、そのまま物語のなかに取り込まれていくという構図を実現できないかと。
フランスの劇団「ロワイヤル・ド・リュクス」は1990年代から、フランスをはじめとした世界各地の街を舞台としたパフォーマンスを行い、その圧倒的なスケールと、情感あふれる表情としぐさによって、豆粒のように小さな人間たちの心に強烈な痕跡を残していきました。その痕跡は、現場に居合わせた人々の心なかで、いつまでも息づき、人々は饗宴が終わったあとも巨人が運んできた物語を自らの言葉で口々に語ります。本プログラムでは、実に10年以上に渡って展開する類まれなパフォーマンスと、その物語が人々の想像のなかで膨らみ、言葉伝いに無限に成長していく様を、ドキュメンタリーを通じて追っていきます。

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