4月6日 山口晃トークショー「山口さんに何でも聞いてみよう!」一部紹介

4月6日に行われた山口晃トークショーのコーナー「山口さんに何でも聞いてみよう!」で回答しきれなかった質問、山口さんから少しずつお返事が届いております。会場内でご質問くださった皆さん、ヴァラエティに富んだ内容に改めまして御礼申し上げます。

クスッと笑える山口さんならではの回答、以下、どうぞお楽しみ下さい!!

Q:ネットの評判は気になりますか? 2ちゃんねる等 見てますか?
A:ネットに限らず評判は気になります。2ちゃんねるは見方がよくわかりません。何であんなつっけんどんな言葉使いになるのかさっぱりわかりません。

Q:よくりょうもう号に乗ります。山口さん、りょうもう号のトイレには慣れましたか
A:いいえ
Q:群馬時代の思い出も聞かせてください
A:いろいろ悲しかったです。あっでもいろいろ楽しくもありました。

Q:描いていて1番楽しいときは何ですか?
A:見えちゃった時です。
Q:これからどんな絵を描きたいですか?
A:ズカッとした絵です(訳わからないですね)
Q:気分転換に何をしていますか?
A:ゆらゆら金魚運動です。
Q:小さい頃影響を受けたのは誰ですか?
A:父母・・・とかではだめですか・・・・

Q:今年はロンドンでオリンピックがありますね。オリンピックの絵を描いていただけますか
A:御注文があればいつでも。

Q:Tokio山水で、浜松町駅のそばにある“浜マッチョ”の看板。これは何ですか?
A:「浜松町」ときくといつも「浜マッチョ」が思い浮かんでしまうのでつい描いてまいました。ちなみに新横浜は「屎尿小浜」です。
Q:電柱のところの便器に入っている黄色いコロコロ。これはまだ売っているのですか?そして、今も使われているのですか?
A:近くのマツキヨで係の人が買ってきてくれています。今も現役のようです。ほっておいても気化してなくなってゆきます。水のない所で重宝するのです。
Q:正しい、しかし間違えている のお部屋は、なぜビジネス風なのですか?
A:銀座のビルの一隅としてありふれた感じにしようとした為です。
Q:電柱の一番奥にあるのは何ですか?
A:高射砲をイメージしています。
Q:豊島園のお話を聞かせてください。アフリカ?
A:「アフリカ」は初めて行った時の衝撃がすごくて、私の中では脳内補完されて大草原や密林が在る事になっていました。その後訪れた時のしょぼくれ具合に再び衝撃を受けて、更に好きなアトラクションになりました。

Q:途中で描くのを止めてしまった作品はありますか?もしあったら、どのタイミングで止めたのかおしえてください。
A:あります。時間切れで…

Q:伝言板に書いてある文章は、何か一貫した意図に基づいて書かれているのでしょうか?それとも、日々異なる心境でかかれているのでしょうか。
A:後者です。

Q:伝言ボードは時々書きかえられているようですが、記録はありますか?
A:そう云えばありません
Q:また、書いた中で(現時点で)一番気に入っているのは、どんなものですか?
A:4/15日の「良い子の日」でしょうか・・・・
Q:Tokio山水は書く順番が決まっていますか(どうやって決めていますか?)
A:決まってはいませんが、途中でもバランスがとれるように描きすすめているつもです。
Q:また、できあがりの完成図のイメージは、描きはじめからありますか?
A:おぼろげにあります。

Q:どうして馬バイクを描かれたのですか?
A:学生の頃、十字軍の絵を描いた時に登場させました。ただ馬を描くのもなんだなと思った位の軽いノリでした。
Q:Tokio山水かっこいいです!上野回りが緻密で、表参道あたりがぼけているのは、思い入れの違いですか?
A:ありがとうございます。ノリの違いです表参道は割と好きです。

Q:山口さんは本の装丁も手がけていらっしゃいますが、そのときは、たとえば小説でしたら、全文を読まれてから描きはじめるのでしょうか?そのほか、装丁について、他の創作活動との違い、楽しさ、難しさなどうかがえたらうれしいです。
A:読むようにしていますし、そうした方がアイデアも浮かぶのですが、過去2回ほど要点をまとめてもらったものを参考にした事があります。一つは結局荒読みし直し、一つはあまりうまくゆきませんでした。
装丁はお題をもらって応へる即妙の醍醐味と、挿画の様に「おはなしの絵」を描く楽しさがあります。

Q:作品に書かれている文字は作品用に編み出された文字なのでしょうか?それとも、素の手書き文字に近いものなのでしょうか?
A:Tokio山水についての事でしょうか・・・えんぴつ描きの所は素で、ペンの所はカッコつけて描きました。字が下手で困っています。

Q:Twitter、ぜひ見るだけでなくつぶやいてください。
A:一人言はよくつぶやいておりますが・・・

Q:なみ板の魅力とは?私は波のカーブにちょっと色気を感じます。
A:スケ具合とてかり具合です。
Q:エルメスでお買物はされましたか?
A:思い切って財布を買いました。僕がもつとどんなブランドでもパチもんに見えます・・・
Q:どんな子供でしたか?
A:かわい気のない子供だった気がします。
Q:今、どんな気分ですか?
A:焦りと諦めのまん中くらいです。
Q:電柱に登ったことはありますか?
A:ぶつかった事はあります。

Q:女性ファンが多いですね!
A:ふっふっふ。

Q:AKBで推しメンは誰ですか?
A:すみません。興味も知識もなくて・・・思い出してみます~~~。

Q:先日拝見した際に“正しい、しかし間違えている”部屋内のカレンダーに「中央公論 色校」というスケジュールがあった(ような気がする)のですが、何か企画が進行中なのでしょうか。
A:水村美苗さんの新聞掲載(挿画を担当しました)が本になって、そのトビラに一枚だけ挿画を使って頂けたので、その色校です。

Q:どんな風に(どうやって)描いているのでしょうか。写真などを参考にしているのでしょうか?
A:地図を参考にタテ軸を方位にして描いています。(山手線を横長の画面に収める為です)グーグルマップを見ています。それと、高層ビル検索サイトと空撮サイトも見ています。他に市販の地図や古地図などです。

以上、まだいくつかお答えしきれていないものもございますが、本日はひとまずここまで。

さて、山口晃展もあと少し… 5月13日まで是非もう一度「望郷」を体験してくださいね!
■「望郷―TOKIORE(I)MIX」

皆さんのご来場、心よりお待ちしております。

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