「舟越桂 2010」展の開幕初日、舟越氏ご本人によるアーティスト・トークが行われました。
会場となったホームギャラリー（美術図書室）には、200人を超える観客が詰めかけ、真剣な眼差しで舟越氏の話に耳を傾けました。
作品やなかなか見ることのできない制作過程の写真などを、スライドを使って1枚1枚丁寧に説明してくださった舟越氏。スフィンクスのシリーズを制作するきっかけとなったというスフィンクスと少女の物語についてや、《見晴らし台のスフィンクス》制作中のユニークなエピソードなど、たくさんのお話と暖かい人柄に心暖まる1時間半となりました。
トークの最後に行われた質疑応答では、プライベートについての質問から、舟越氏にとっての「美しい」とは？など、様々な質問が飛び出し、ひとつひとつ丁寧にお答えいただいた姿がとても印象的でした。
現在、本展覧会図録を絶賛発売中です。
「舟越桂 2010」展 カタログ
形式 112ページ
サイズ 縦28.5cm×横22cm
本体料金 1200円
初期の作品から最新作まで、本展覧会の出品作品を掲載。また、舟越氏のインタビューや、巻末には付録として2000年以降の彫刻、版画全作品の目録を収録しています。
詳しくは、熊本市現代美術館ホームページ（http://www.camk.or.jp/index.html）をご覧いただくか、お電話（096-278-7500）にてお問合わせください。