熊本市現代美術館では、9月17日（土）より「小谷元彦展 幽体の知覚」を開催いたします。
小谷元彦は、東京藝術大学で伝統的な彫刻を学び、その後、写真、映像など積極的に多様なメディアを取り入れ、痛み、恐れ、歓びなど観る者の身体感覚と潜在意識に訴えかける作品を展開してきました。
本展は、昨年11月の森美術館を皮切りに1年かけて巡回してきました。最終会場となる当館では、新たな出品作品も加え、展示空間にあわせて大幅に再構成いたします。彫刻の概念を拡張するにとどまらず、美術そのものの新たな魅力と可能性を提起する小谷の作品表現をどうぞお楽しみ下さい。
《Terminal Documents》2011年 ヴィデオ・インスタレーション
撮影：木奥惠三 写真提供：静岡県立美術館
《Rompers》 2003年 長澤章生氏蔵 写真提供：山本現代
《ERECTRO (Bambi)》 2003年 肇子フェリエ氏蔵 撮影：木奥惠三 写真提供：山本現代
【展覧会概要】
展覧会期： 2011年9月17日（土）～2011年11月27日（日）
休館日： 火曜日
開館時間： 10:00～20:00（展覧会入場は19:30まで）
観覧料： 一般1000円、高・大学生500円、小・中学生300円、熊本市・福岡市・鹿児島市内小・中学生は無料（要名札）
（）内は20名以上の団体、身体障害者手帳等をお持ちの方、熊本市・福岡市・鹿児島市民で65才以上の方。
*開館9周年とし、10月12日（水）は入場無料
※展覧会詳細は、熊本市現代美術館ホームページ（http://www.camk.or.jp/index.html）をご覧ください。