<コレクション展>あふれる「せい」―生、勢、盛、精


草間彌生《よみがえる魂》1995年 ©Yayoi Kusama

なぜか気になる作品、描かれているものは判然としないが心惹かれる作品との出会い。そして、作品に呼び止められるような芸術体験は誰しも持っているのではないでしょうか。

本展では、目には見えなくとも作品に宿り観る者に訴えかける「なにか」を「せい(生、勢、盛、精)」というキーワードで考察します。
抽象的な表現は、具象的な表現よりも解釈が難しいと思われがちですが、目には見えない概念や力の作用、気の動きなどをアーティストたちがどのようにして視覚化してきたかを知る機会とし、各作品からあふれるさまざまな「せい」を存分に受け止める場となれば幸いです。

:::::: 展覧会の詳細は当館ウェブサイトをご覧ください ::::::
http://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/collection2016-1/

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会期:2016年2月28日(日)〜6月5日(日)
会場:広島市現代美術館 B展示室
観覧料:一般 370(280)円、大学生 270(210)円、高校生・65歳以上 170(130)円、中学生以下 無料 ※( )内は30名以上の団体料金
※5月5日(こどもの日)は高校生無料


杉全直《交叉A》1960年


三木富雄《耳》1965年頃

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