<レポート>東松照明 ―長崎― 展・関連イベント「写真ワークショップ」

会期残り1週間!「東松照明 ―長崎― 展」

現在開催中の特別展「東松照明 ―長崎― 展」では趣向の異なるイベントを複数開催してきました。ここでは、7月2日および3日の2日間連続で開催した石川直樹さんによる写真ワークショップのフォトレポートをお届けします。県内外から多数のご応募をいただきました。

1日目:7月2日

石川さんは5月末から6月にかけてのアラスカ遠征から戻ったばかり。
北米最高峰、デナリへの単独登頂の余韻が冷めやらぬタイミングでの広島入りでした。


晩年の東松照明さんと親交があり、作品への造詣も深い石川さん。
ワークショップ前半は、東松作品を通して「写真」について考えるための密度の濃い講義です。


参加者が選んできた写真を、順番に見ていきます。みなさん、真剣そのもの。

ワークショップ終了後は、展示室で東松さんの作品を熱心に観る受講者と石川さんの姿がありました。

2日目:7月3日
昨日と同様、前半は講義です。そして、宮古島での東松さんによるヴィンテージプリントの発見から、東京・大阪で開催された「東松照明写真展 光源の島」実現へと至るまでのエピソードや石川さんの最近の活動についてお話を伺いました。


いよいよ、後半戦です。

2日間のワークショップを通して、これまで気付かなかった視点から自分の作品を、そして展示室にある東松さんの作品を見ることができるようになったという感想が多くありました。

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東松照明 ―長崎― 展
2016年5月28日(土)~7月18日(月・祝)
https://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/shomei_tomatsu/

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