<レポート>殿敷侃展ワークショップ「シルクスクリーンを体験してみよう」

5月21日まで開催!特別展「殿敷侃:逆流の生まれるところ」

30年足らずの間に目まぐるしく作風を変えた殿敷侃(とのしき・ただし)は、版画技法の1つであるシルクスクリーンの作品も数多く手がけました。展覧会関連プログラムとして、殿敷の作品制作も手がけたプリンター、斉藤伸三氏をお迎えし開催した、シルクスクリーンの体験ワークショップをフォトレポートでお届けします。


実際に触ったりしながら、スクリーン印刷で制作されたものを見せてもらいました。様々な種類のものがスクリーン印刷でつくられています。サインボールもありました!


まずは先生のお手本。刷りたい図柄以外の場所にマスキングテープを貼ります。


浮かせた状態で一度インクを版に馴染ませて、スキージで一気に刷ります。


今回のワークショップでは、印刷対象の素材を選ばないシルクスクリーンの特徴を活かして鏡に刷ります。


参加者のみなさんが刷る番です。


ドクロの重ね刷り。1度刷った後に、版についたインクをきれいにし乾かして、色を変えて同じように、2度目は少しずらして刷りました。

当館では現在、殿敷侃展だけでなくコレクション展でもいろいろなシルクスクリーン作品を展示しています。アンディ・ウォーホルや横尾忠則ら、国内外の作家によるシルクスクリーン作品も一緒にお楽しみください。

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特別展
殿敷侃:逆流の生まれるところ
2017年3月18日(土)~5月21日(日)
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コレクション展
コレクション・ハイライト+
特集1「実験的映像」/特集2「シルクスクリーン、いろいろ」
2017年3月18日(土)~5月7日(日)
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