<特別展>交わるいと 「あいだ」をひらく術として


平野薫《untitled –red NIKE-》2009 高橋コレクション 
photo: Felix Weinold, tim|State Textile and Industry Museum Augsburg

伝統工芸からデザインまで
糸と布の奥深い世界

糸や布、繊維を素材にした作品は、工芸や美術といったジャンルを問わずたくさんあります。本展では15人と1組の作家に注目し、彼ら彼女らが糸や布と向き合うことで生まれた作品の数々を紹介します。タイトルとなっている「いと」は糸であり意図でもあります。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が交わることで布があるように、ひとりの作家の意図ともう一人の意図とが交わることでどのような空間が生まれるのか。8組の展示空間をつくりだします。

出品作家によるリレー・トークやワークショップ、映画上映など、関連プログラムも盛りだくさん。また、関連展示として「小森はるか+瀬尾夏美「波のした、土のうえ」巡回展」を開催するほか、市内にある4つのギャラリーが連携する形でそれぞれ展示を行います。ぜひ、特設サイトをチェックしてみてください。

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会期:2017年12月22日(日)-2018年3月4日(日)
開館時間:10:00-17:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜(1/8、2/12除く)
1/9(火)、2/13(火)、年末年始(12/27~1/1)
観覧料:一般1,030(820)円、大学生720(620)円、
高校生・65歳以上510(410)円、中学生以下無料
※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
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野間口圭介(nui project)シャツ 2004-06 しょうぶ学園蔵


宮田彩加《MRI SM20110908》2016 撮影:麥生田兵吾

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