<特別展>藤森照信展 自然を生かした建築と路上観察


《多治見市モザイクタイルミュージアム》2016年 撮影:増田彰久

「自然素材をどう現代建築に生かすか」
「植物をどう建築に取り込むか」

藤森照信(1946- )は、高校卒業まで長野県茅野市で過ごし、東北大学、東京大学大学院に進学、近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残しました。1991年、44歳の時に神長官守矢資料館(茅野市)を設計し、建築家としてデビューします。以後、藤森は、自然素材や植物を積極的に取り込んだ建築をつくり続けています。模型、写真のほか、屋根や壁の素材見本や家具、茶室などをとおして、藤森による独創的な建築作品を紹介します。会場では、藤森建築で使用されている個性豊かな椅子も多数展示。実際に座って、触って、座り心地をお確かめください。

▶特設サイトはこちら

——————————————-
会期:2017年9月29日(金)-12月3日(日)
開館時間:10:00-17:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜(10/9除く)、10/10(火)
観覧料:一般1,030(820)円、大学生720(620)円、
高校生・65歳以上510(410)円、中学生以下無料
※( )内は前売り及び30名以上の団体料金
※11/3(文化の日)は全館無料
——————————————-

<関連プログラム>
藤森照信 講演会「自然を生かした建築」
藤森照信氏がこれまでに手がけた建築について語ります。
日時:2017年9月30日(土) 14:00~16:00
会場:地下1階ミュージアムスタジオ
定員:150名
※要展覧会チケット(半券可) ※当日10:00より受付にて整理券を配布いたします。

≪せん茶≫でお茶会
藤森建築の新作茶室≪せん茶≫でお茶会を開催します。
日時:2017年10月8日(日)、22日(日) 各日13:30~/15:00~
亭主:上田宗篁(茶道 上田宗箇流 家元若宗匠)、福間宗伸(茶道 上田宗箇流 師範代)
定員:各席5名
参加費:500円(別途、要展覧会チケット)
▶お申込みはこちら(9月20日締切)

スペシャル対談 藤森照信×アトリエ・ワン
建築家であるとともに、フィールドワークに基づくユニークな活動により、優れた観察者としても知られる両者が、「見る」そして「つくる」対象としての都市や建築について語ります。
日時:2017年11月25日(土) 14:00~16:00
登壇者:藤森照信、塚本由晴・貝島桃代(アトリエ・ワン)
会場:地下1階ミュージアムスタジオ
定員:150名
※要展覧会チケット(半券可) ※当日10:00より受付にて整理券を配布いたします。

学芸員によるギャラリー・トーク
日時:2017年10月1日(日)、11月26日(日) 14:00-15:00
※要展覧会チケット、事前申込不要

アートナビ・ツアー
毎週土曜日、日曜日、祝日 11:00-および14:00-
(学芸員によるギャラリー・トーク開催時は除く)
※要展覧会チケット、事前申込不要


「路上観察学会発会式」1986年 撮影:飯村昭彦


《神長官守矢史料館》1991年 撮影:増田彰久


《高過庵》2004年 撮影:増田彰久

Copyrighted Image