次回展アーティスト:ソ・ミンジョン(Min-Jeong Seo)のプロフィール


ソ・ミンジョン (Min-Jeong Seo)
©Louis Vuitton / Jérémie Souteyrat

1972年、韓国釜山生まれ。現在はベルリンを拠点に創作活動を行っています。 版画や陶芸、ファインアートの分野における豊富な知識を活かし、多様な素材を用いて、ドローイング、映像、写真や彫 刻から立体作品、インスタレーションにいたる様々な媒体の作品制作を行っています。さらに、作家の母国である韓国に加え、日本、ドイツでの学びや経験を通して多文化的で普遍的な視点を併せ持っています。


Sum In a Point of Time-III
©Min-Jeong Seo
Installation, expanded polystyrene, steel cable, nylon cord, Aichi Triennale 2013

あいちトリエンナーレ 2013 では、ポリスチレン製の巨大なインスタレーション作品《Sum in a Point of Time-III (ある時点の総 体 III)》を発表。2010 年、ドイツのベルヴューザール(Bellevue-Saal / ヴィースバーデン)にて発表された《Summe im Augenblick》の流れに位置づけられる本作は、吹き飛ばされた廃墟のような白い建物が、シンプルながらもドラマティック かつ詩的な雰囲気を醸し出し、作家の創作活動において最も重要なテーマである、時(瞬間、過去、あるいは未来)の概念 や、生の儚さと不確定性を詩的に表現しています。


The Remains
©Min-Jeong Seo
Installation, porcelain, wood, cement, size variable, 2012

これまでの作品は、オランダ・デルデンのペロン1(Perron1,《Porous Hands》2010)や、韓国・ソウルのインサ アートスペース (Insa Art Space,《Fired White》2012)での個展をはじめ、ブダペスト(ハンガリー)の韓国文化院で開催されたグループ展「Another Chain Bridge」(2013)や、ベイルート(レバノン)の総合文化フォーラム「Home Works 6」(2013)にて紹介されました。


Bird
©Min-Jeong Seo
Watercolor on paper, each 21×29.7cm, 2012


To Live on
©Min-Jeong Seo
Installation, size variable, infusions bags, roses, 2005

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