新展示『AWAKENING』明日6月9日(土)より開催

エスパス ルイ・ヴィトン東京は、その第4回目となるエキシビション『AWAKENING』を開催いたします。エスパス ルイ・ヴィトン東京で催される2度目のグループ展である本展では、3名のフィンランド人アーティスト ペッカ・ユルハ(Pekka Jylhä)、ハンナレーナ・ヘイスカ(Hannaleena Heiska)、サミ・サンパッキラ(Sami Sänpäkkilä)の最新作を通じて、フィンランドの現代アートシーンに焦点を当てます。

ガラスに囲まれたエスパス ルイ・ヴィトン東京のスペースではこれまで、降り注ぐ自然光に着想を得た作品が展示されてきましたが、今回のエキシビションでは、敢えて日差しを遮断することで、まったく新たな空間が誕生しました。洞窟のようにほの暗くどこか神秘的な雰囲気の中、オリジナル作品の数々が並びます。

2011年ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、フィンランド・パビリオンのキュレーションを手掛けたことでも知られるインディペンデント・キュレーター、ラウラ・コーニッカ(Laura Köönikkä)は、本エキシビションのために、「生(Life)」の物珍しさや特異性を表現する作品を創作するアーティストたちを選定。スペースに展示された作品はすべてタイトルである『AWAKENING』(目覚め、覚醒)という視点から解釈できます。

また、「Awakening」とは、誰もが知覚する物事を指すだけでなく、単に「気付いている」状態と理解することもできます。満天の星空を再現したサイト・スペシフィック・インスタレーション、パンクコンサート会場のモッシュピットで展開される激しい踊り、アリアをサウンドトラックにしたオペラ的な映像、巨大な耳、そして光を受けてきらめくクリスタル・アートのプリズムなどによって、自分自身の実存、思考、環境、感情に気付かせてくれるものを体現しました。

さまざまなレンズを通じて見える「生(Life)」の特異性をぜひ発見してください。それぞれのアーティストの環境の知覚に対する鋭い感性と、創造力に富む観察力の融合をご堪能いただけますと幸いです。

アーティスト:ペッカ・ユルハ、ハンナレーナ・ヘイスカ、サミ・サンパッキラ
エキシビション・キュレーター:ラウラ・コーニッカ

エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン 表参道ビル 7 階
電話: 03-5766-1094
開館時間: 12:00‐20:00
休館日: 無休
入場料: 無料
展覧会名: AWAKENING
会期: 2012 年6月9日(土)~9 月9 日(日)

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