2009年展覧会 入場者数トップ4は日本が独占

2009年の世界の展覧会中、1日の平均来場者数ランキングでは日本の展覧会がトップ4を占めた。独自の調査による展覧会ランキングを発表している英国の『アート・ニューズペーパー』誌が報じたもの。同誌は、日本の歴史的遺産を紹介した展覧会が上位を占めたことについて、美術としてのみならず宗教的側面も集客力に反映されたのではと指摘している。
なお現代アートのカテゴリーではニューヨーク近代美術館におけるピピロッティ・リストの『Pour Your Body Out』展(6,186人/日)が、ミュージアム単位の通算動員数ではルーヴル美術館(850万人)がトップとなった。

2009年の展覧会入場者数ランキング(4位までを抜粋)
1.『国宝 阿修羅展』 東京国立博物館(15,960人/日)
2.『第61回 正倉院展』 奈良国立博物館(14,965人/日)
3.『皇室の名宝―日本美の華』 東京国立博物館(9,473人/日)
4.『ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画』 国立西洋美術館(9,267人/日)

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