美術作品の保険料、国家補償を検討

近年、海外から作品を借りる際の保険料がテロの頻発などで高騰し、大規模な展覧会開催の障害となっている。これに対し、文化庁は保険料負担の軽減を図る国家補償制度の導入を検討するため、今年3月に1年間の期限で調査会議を設け、その経過報告を公表した。対象としては、評価額が高い世界的な名品、学術的・文化的に意義のあるもの、高い安全性を満たした展覧会、公益性の高い展示など、民間では実施することが困難なものが検討されている。

文化庁
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/taishaku/index.html

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