アジア美術市場復活の兆し? クリスティーズ香港

■Auction

5月24日から2日間にわたり、クリスティーズ香港で、中国20世紀美術とアジアのコンテンポラリーアートのセールが行われた。

公式発表によると初日のセールでは34作品が出品され、総売上額は181,657,500香港ドル(約22億円)。最高落札額は常玉(サンユー)の1950年代のペインティングで42,100,000香港ドル(約5億1400万円)。
翌25日のセールでは122作品が出品され、総売上額は41,355,250香港ドル(約5億円)。最高落札額は劉野(リウ・イエ)の1999年のペインティングで3,260,000香港ドル(約3,980万円)。

同時期に行われた近代美術のセールも売れ行きは比較的好調で、一部では、アジアの美術市場は回復しつつあるという前向きな見方も出始めている。

Christie’s Auction Results
http://www.christies.com/results/

Copyrighted Image