■Award
『GROUND』より
© Cozue Takagi Courtesy TARO NASU
写真界の芥川賞とも称される第35回木村伊兵衛写真賞を、高木こずえが受賞した。デジタルコラージュやストレートフォトといった多様な表現方法を用いる高木は今回、2009年に出版した写真集『MID』『GROUND』(共に赤々舎) が評価されての受賞。高木は1985年、長野生まれ。06年にキャノン写真新世紀グランプリ、09年のVOCA展で府中市美術館賞を獲得した。受賞作品展が4月に開催される予定(詳細下記)。
同賞は1975年、朝日新聞社によって設立され、過去の受賞者には畠山直哉、蜷川実花、志賀理江子らも名を連ねる。
高木こずえ個展『GROUND』『MID』
会期:4月15日(木)〜26日(月)
会場:コニカミノルタプラザ(新宿)
http://konicaminolta.jp/plaza
高木こずえ
http://cozuetakagi.com/