ジャン・ヌーヴェルがセガン島の新アートセンター設計者に

パリ南西の郊外、セーヌ川に浮かぶセガン島の工場跡地にアートセンターを建設するプロジェクトの設計者に「建築界のノーベル賞」とも呼ばれるプリツカー賞受賞者のフランス人建築家、ジャン・ヌーヴェルが選ばれた。この島には1930年代初期、ルノー自動車工場があったが、操業停止後04年に解体、同島の再開発が決まった。計画では、音楽ホール、劇場、現代美術の複合施設やプライベートギャラリーなどが設置されるほか、この島がアートの自由貿易ゾーンとして利用される予定もあるという。
ジャン・ヌーヴェル設計の代表的な美術関連施設としては、カルティエ現代美術財団(パリ)がある。また、日本における仕事としては電通本社ビル(汐留)がよく知られる。

ジャン・ヌーヴェル公式サイト
http://www.jeannouvel.fr/

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